効率的にやること手を抜く事

今日は高校時代のお話です。

これは僕の高校時代のお話。

 

進学校だったので、95%の学生が「大学進学」を目指していました。

大学入試をされた方はご存知かと思いますが、大学入試ではおおまかに

 

国語、数学、理科、社会、英語

 

の5教科の点数で合否が判定されます。「主要5教科」と呼ばれていました。

今は少し変わっているかもしれませんが、大きく変更されてはいないと思います。

高校3年間あって、大学への進学を強くしている友人は

1年生の時から塾に通い、テストの度に

 

「大学入試は5教科が必要だから、それに力を入れて勉強している。」

 

と言い、

周りの人間も「それもそうだな。」と影響されて

クラスの5教科に対する意識は非常に高かったと思います。

 

僕は

「同じ高校1年生じゃないな。」

と感心し、部活にも入らずひたすら大学入試への準備をしているその友人に敬意すら感じていました。

一方の僕は

部活動に一生懸命で、朝から晩までテニス三昧。ひどい時は朝7時~夜の9時とかまでやっていました。

もちろん勉強する暇などありません^^;

ただ、授業だけは休まないと決めていたので、授業中は授業に集中して聞く。

授業中は1度も寝たことがなく、皆勤賞であったことが唯一の取り柄でした。

友人はその授業中も大学入試の過去問を解いて「本気で大学合格」を目指していました。

進学校といえども、授業は5教科だけではなく

体育や芸術等

「副教科」と呼ばれるものが4教科ありました。

これも高校の期末テストでは試験があったのですが、大学入試には全く関係がなく

センター試験や大学の本番試験では科目に入っていないので、

「入試に関係ない科目だから」

と勉強しない人が殆どでした。

その友人も

「副教科に使う時間を主要5教科にまわす」

と勉強時間を有効に使っていました。

一方の僕は

テスト1週間前に部活動が休みになって出来た時間を使って勉強するしかありませんでしたので

部活している間も勉強している友人の様にはできないと思い

「授業で聞いたことを無駄にしないように復習だけしておこう」

 

と全教科の復習をしていました。

 

結果は

 

主要5教科

 

友人 90点
僕  60点

 

副教科

 

友人 40点
僕  50点

 

と言った状態。

 

通知表を見ても5教科に関してはダントツで負けていました。

 

もちろん当然の結果ですねw

 

そんな事が2年続き、
3年生になった時に僕は部活を引退し、やっと大学入試にとりかかる事になります。

 

その時点で、友人との差はかなりありました。

2年間勉強し続けた人間に2年間テニスし続けた人間がその時点で勝てる訳ありません。

 

部活を引退して3ヶ月後、

 

勉強しはじめてテストの点が60点が70点になった位の時に「推薦入学」の話がありました。

 

その推薦入学先は関西では有名な私立大学。

 

模擬試験で分かる合格判定は常に最低ランク。

 

やんわり「頑張っても無理だよ。」と言われているレベルでした。

 

応募条件は成績表の1年生からの通算平均が一定の値以上。

 

友人はもちろん満たしていましたが

僕は無理だなと思っていました。

 

ところが当時の先生から

 

「青峰は条件を満たしているよ。」

 

と言われました。

 

何かの間違いだろうと担任の先生に

 

「満たしてないと思いますよ」

 

と言って出てきたのが、これまでの成績表とその平均。

 

数字を見ると確かに満たしているんです。

よく見た時に理由が分かりました。

 

「副教科」です。

 

大学入試に関係ない副教科。なので大学を目指す人程、勉強しません。

 

逆に僕は「それほど出来るわけじゃないけど、せっかくだから少しはやっておこう」

 

と少しだけやっていました。

 

殆どやっていない人間が多い中、少しやった僕は

 

副教科の相対的な成績が高かったんです。

 

逆に、主要5教科は周りが頑張っているので平均的かそれ以下くらいでした。

 

ただ、今はこのまま普通に行っても入学できないだろう大学に

 

推薦入学できるチャンスが目の前にきている。

 

「これは受けたほうがいいんじゃないか」

 

と応募。

 

学校内での募集だったので、他の人も応募した場合は高校の先生全体会議で選考にかけられ、

 

誰か一人が行ける。

幸い誰も応募せず、僕一人だけが選考にかけられる。

 

後は全体会議で通るかどうか。

 

ここでは「皆勤賞」という姿勢が評価されたらしく、ここもパス。

 

実はこの推薦は「指定校推薦」と呼ばれるもので、大学が高校に対してオファーを出すようなもので

 

早い段階で入学を決めて、入学が決定したら絶対に入学が必要

という条件付きだが

推薦されれば99%入学出来る。

 

というものだった。

 

結果的に早い段階で合格し、僕は高校生活の残りを再びテニスをして過ごすことになった。

 

その友人も勿論最後まで勉強し続け、国立大学に一発合格している。

 

お互い結果として大学に進むことが出来ました。

 

ここから感じた事は

 

「やって無駄な事はない」

「どこで何が役にたつか分からないから、どうするか悩んだらやった方がいい」

 

という事です。

 

今、やっている事を一生懸命やっていく。

 

これは無駄にならないと思います。

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