ブラジルの治安が悪いって本当なのか?実際に行ってみて確かめた結果

 

青好きの青峰です。

 

先月1週間につづいて

今月も2週間程ブラジルに来ています。

 

ブラジルというと真っ先に上がるキーワードの治安。

 

リオデジャネイロのオリンピックも終わって

一段落したこの国ですが、実際の所はどんな状態なのか?

 

ブラジルに行って感じた事を書きたいと思います。

 

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Contents

ブラジルの治安は「国」としてではなく「地域」として見るべき

 

ブラジルという国として見た時には、治安は悪いと言わないといけなくなるのは、「地域として」どうしても治安の悪い場所があるからで安全とは言えない事にあります。

 

ただ、ブラジルは非常に広大なため、一括りに治安が悪いと言うとそれは括りが大雑把すぎてブラジルという国に失礼な気もします。

 

実際、地域として見た時に安全な場所もあって、夜をあるいた所もあります。

 

そう考えると「良い所」と「悪い所」をハッキリさせておく

 

という事がこのブラジルに行く時には大切になるのかなと思います。

 

 

基本的に治安を悪くしている要因はお金

 

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この国で治安を悪くしているのは

間違いなく国の方針であると思います。

 

高い税金などを含んだ政策が

中々上には上がれない方向になっていて

貧しい人は貧しいままになっていたりします。

 

平均の所得は3〜6万円程度。

 

3,000円の靴を買うのに6回払いをする様な国ですから

 

日本人の持っているモノというのは

かなり高価なものになります。

 

100レアル(3,000円)が大金の国であること

を意識して行動する事が必要ですね。

 

 

環境から生まれたスラムの存在

 

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これらの環境から生まれたスラムの人たち。

生まれながらにして貧しさを受け入れなければいけない人。

 

かれらも生きていく為に必要な事というのがあって

それが、街に対して出た時に問題が起こったりします。

 

人のモノを盗ったり、荒らしたりという事は

許される事ではないのですが、そうせざるを得ない

環境を作り上げているのも国としての事実であり

 

このスラムの存在が

治安の悪化を招いている一つの要因でもあります。

 

ただ、別の方向としてスラムの人も同じ人間で

もともとは悪い人ではないという事を紹介出来る場所がありますから

 

 スラム=悪

 

という見方は違うのですが

 

実際、スラムの近くでウロウロとしていれば

危ない目にあう確率は高いわけですから

近づかないことが何より大切です。

 

ただ、この一点を見て危ないと言うのも

少し違っていて

 

例えば、日本という国は表面から見た部分は安全ですが

医療や食事の情報統制が成されていて

見えない所での侵食が深刻だったりもするわけで

 

ブラジルという国の一部分であるという見方が良いと思います。

 

 

日本と同じように過ごせる場所もある

 

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ブラジルに来た時は確かに

「どこもかしこも危ない」という意識はありましたが

 

実際に来てみて思ったのは

「全然問題ない地域」というのが結構ある

という事です。

 

サンパウロでは色々な人が入り混じっている場所では

気をつけなければいけませんが

 

パウリスタという駐在員や富裕層の多いエリア

の少し街から離れた辺りであれば

 

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窓を開けっ放しのカフェがあったりします。

 

他にもサンパウロから南に1時間移動した所にあるサントス

 

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ここは夜でも危ないという感覚が無くて

安心して外を歩けましたし

 

クリチバという街ではボッタクリすら皆無で

人が皆自然体で余裕があり

荷物を置きっぱなしでも大丈夫なくらい(実際はおすすめはしませんが)

の空気がありました。

 

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ブラジルという国としてみた時の表現としては

治安が悪いという事になるのでしょうが

 

日本がどこも全部安全と表現するのが違う様に

それを表現するのはやや雑だと感じます。

 

 

ただ、貧しい国ではない

 

それぞれの一般的な

月収と言えば3〜6万円ですが

 

外から来ている企業も沢山あり

人口も多いこの国の持っているポテンシャルから言えば

金銭的に裕福な人が多いのも事実。

 

日本人と同じレベルの所得があるひとも沢山居ます。

 

実際に一皿2000円以上するような

お店も沢山ありましたが非常に質が高く

そういうお店は大繁盛しています。 

 

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日本でお店があっても

おかしくないくらいの日本食もあり

 

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全員が貧しいという国でもありません。

 

木を見て森を見ずという言葉がありますが

 

ブラジルに関しては

森を見て木を見ず

という言葉が適当かなと思います。

 

 

治安の悪いエリアの見分け方

 

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ブラジルの場合

治安の良いエリアと悪いエリアにハッキリと分かれるのですが

そのため、街並みもハッキリと分かれます。

 

単純に綺麗でおしゃれなエリアは安全

 

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こういうエリアは柵が低くて、ガラス製だったり

そもそも柵すらなかったりします。

 

逆に

落書き等があり、塀が高い家、鉄柵の多いエリアは治安が悪い

 

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という感じです。

写真では伝わりにくいですが、この塀は3メートルくらいあって

隙間なく鉄柵があります。

 

ただ、治安を悪くする人たちの行動範囲は限られていて

わざわざ遠くまで行くという事は無いらしく

 

治安の良いエリアだけが集まっている様な

場所には来ないそうです。

 

遠出をする様な事も難しい人が多い為

「身近な場所」という所が危ないですが

ほんの数百メートル離れると無かったりします。

 

銃社会ではありますが

フィリピンの様にショッピングモールに入る度に

銃の検査が入るような事も無かったので

 

銃を持っている人は要るが治安の悪くする様な方々は

それほど持っていないのだろうという感じもありました。

 

という事は来る場合は肉弾戦になるので

男性3人くらいで歩いていれば

まず、手は出してこないとのことで

 

夜道を集団で歩いている人は沢山居ましたね。

 

「ただし」この国の方の月収を考えれば

iPhoneが彼らにとってどれくらいの価値があるかは

容易に理解でき

 

危ない目にあっている人は

十中八九「不注意」であるから

といえるのだろうなと感じました。

 

キレイなショッピングモールやレストラン

キレイなホテルや街並みのエリア

車の中

 

というのは基本的に安全が確保されています。

 

大々的に何かをする事は基本的に無く

見つからないようにが常套手段なので

 

暗い所を1人であるいたりしないかぎりは

「危ない」ことになならないでしょうし

 

人が沢山要るエリアは「大きな動き」をしないので

近くの人からのスリやひったくりを気をつければ

 

キレイなショッピングモール等の中では

荷物を置きっぱなしにしない限りは

 

何かに会うという事は無いでしょう。

 

もし、安全がどれくらいあるのか?

 

を推し量りたい場合は

その周りを歩いている人たちや街並みを見て

判断してください。

 

 

治安の悪いエリアで意識する5つのポイント

 

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移動は基本的に車でしていれば何かに会うことはありませんが

歩かなければ行けない状況になることもあります。

 

その時に気をつけるポイントを5つこちらに上げておきますね。

 

カバンのチャックは閉める

電子機器や財布は見えないように(歩きスマホやポケットではみ出している等)

カバンがあるなら体の前に。目を離さない

人通りの少ない道には入らない

少々遠回りしても人通りの多い所を歩く

 

 

これを意識していれば

治安の悪い所で何かに会うことは殆どありません

 

目的はすぐにお金になるもので

怪我などが起こると大事ですから

 

いかに気づかれずに簡単にモノをとれるか

 

を伺っています。

 

なので、基本的に

何か危害を加えようとする事は少ない様です。

 

宝石なども狙われるのですが

換金の際には身分証明書や保証書等が必要になるので

手間がかかり、売りにくいので

 

スマートフォンや財布が一番ターゲットにされやすい

 

という事です。

 

先程も書いた様に

何かに会う人というのは

たいてい「不注意」である事が原因なので

最低限上の5つを守って行動してくださいね。

 

 

ブラジルの治安を考えてみる

 

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実際にブラジルに来て

 

とても親切なブラジル人の方が沢山居て

嫌な思いというのはしていないです。

 

ポルトガル語が分からないので

右往左往していたら「英語話せるけど手伝おうか」と言われたり

 

日本人顔負けのサービスをしてくれた人がいたり

 

日本がどこでも安全

とはいえない事と同じように

 

ブラジルがどこでも危険

という訳でもありません。

 

行くつもりが無いのは別として

 

ブラジルに行かないという理由が

「治安」というのは勿体無いなと思います。

 

現地に行きたいけれど

きちんとした案内が欲しい場合は

 

僕が今回の旅で依頼をした

日本語を日本人と同じレベルで話が出来る

ドライバーさんを紹介しますので

 

メッセージやお問い合わせから連絡を頂ければと思います。

 

日本人が最も知らなければいけない国の一つがブラジル

日本人が残してきた事実を沢山抱えています。

 

地球の裏側にある事で中々情報の届かない国ですが

だからこそ、一度は訪れて欲しいと思いますね。

 

注意はしながらブラジルという大きな国を

是非楽しんでもらえたらと思います。

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Ryu Aomine
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2 件のコメント

  • 現在リオに居るのですが、色々あって現地人を信用できなくなってしまったので、日本語が通じるドライバーさんの紹介をお願いできませんか?

    • すみません。
      返信遅くなりました。

      サンパウロの方なのでリオは遠いかもしれません。
      もし、まだ必要でしたら連絡をいただけたらと思います。

  • 青峰 隆 にコメントする コメントをキャンセル