子どもが日本語を習得する為の初期段階「母語」

 

こんにちは。青峰です。

海外での子どもの教育を考えた時

 

ネックになっていくのが

日本語の習得なのですが

 

海外で育てる場合は言語習得のメカニズム

を知っておいた方が良いと思い調べています。

 

今日は、初期段階の母語についてです。

継承言語とも言うそうですね。

 

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Contents

母語(継承言語)について

 

母語とは子どもが

出会う初めての言葉を指します。

継承言語とも言うそうです。

 

親が両方日本人でしたら日本語ですし

片方がオーストラリア人でしたら

日本語と英語が母語になります。

 

赤ちゃんの耳は非常に鋭いようで

胎児の時から声が聞こえていて

生まれてからもかなりの精度で聞き分ける様です。

 

言葉を覚えるのは特に愛情を持って話しかけてくる

親や兄弟に応える形で覚えていくそうです。

 

なので、もし相手が狼だったりしたら

狼語を話す様になるそうです。

 

 

母語(継承言語)はどの様に育っていくのか

 

親や兄弟が話しかけていれば

遅くても2歳の時には言葉を話し始めます。

 

子どもは周囲の人とのコミュニケーションの道具として

言葉を覚えて、世界を広げようとします。

 

子どもは言葉を簡単に覚えている様に見えるのですが

言葉は体験とセットになって覚えていくものなので

 

本当の習得にはすごい労力がかかっているとの事です。

 

例えば、「水」という単語を覚える為に

 

・触って冷たかったモノ

・飲んで美味しかったモノ

・お風呂にあるシャワーから出てきていたモノ

 

という体験があって「水」が定着していきます。

 

という事は

 

言葉を教えたとしても

「体験」が伴わないと習得した事にはならない

とも言えます。

 

また、「水」に対するイメージも体験から定着するので

「水」が良いイメージでいる為には

良い経験を積み重ねてあげる必要があるという事です。

 

 

母語(継承言語)と外国語の違い

 

母語と外国語と大きく違ってくるのは

 

外国語を学ぶ時は

母語の様に「体験」を必要としない。

 

という事です。

 

例えば、「水」を「water」と学んだ時

「水」の体験はあるので、

外国語を学ぶだけで「water」がどの様なものかを

理解できます。

 

つまり外国語を学ぶ時は母語の経験が

大きく活かされるという事になります。

 

また、母語は親とのコミュニケーションツールなので

母語を通して、文化や考える事、アイデンティティを習得していくので

外国語とは違い、大きな役割を果たすという事です。

 

 

母語の習得には十分努力する必要がある

 

僕は以上の事実を知るまで「日本語」が

出来なくても良いのではないかと思っていましたが

 

僕らが日本人である限り

日本語については子どもにとって

切っても切れない言葉というのが分かりました。

 

で、あればやはり日本の事を教えてあげられるのは

日本人である親ですから「母語」をしっかりとさせる為にも

沢山コミュニケーションを取っていく必要があります。

 

子どもの為にもどうして行くのが良いのかを学んで実践していきます。

 

 

 

 

 

 

 

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