実は金曜日に
風邪っぽくなってしまい
喉は痛いし、頭痛もする。
口内炎が舌の左端に出来ていて痛い。
という状況で
集中できなくなってしまったので
東洋医学の先生に診てもらう事にしました。
話が少し変わりますが
「風邪」というのはとても
便利な言葉でありますが、
何が悪いのかということをボヤけさせてしまうな
と思います。
頭が痛い
のどが痛い
熱っぽい
せきが出る
鼻水が出る
関節が痛い
どれも、風邪と言えば収まってしまいます。
でも、これらは症状が違うので
原因も違うはずなのですが
同じ様に括られて
症状に応じた薬が処方されます。
この薬も症状を和らげるだけで治す力はありません。
薬が悪いという事では無いのですが
東洋医学の先生に診てもらう様になってから
体の仕組みが分かるようになって
同じ頭が痛いでも
何処が痛いのかで体の悪い場所が変わる事を知り
頭痛がすると言ったら、
皆に同じ薬を出すような状況は
少し変ではないかと思うようになりました。
体の事を知れば知るほど面白い位に
絶妙なバランスで生きているんだなと思います。
話を戻します。
前日の夜に異常に喉が渇いたこと
その為に沢山水を飲んだこと
が原因で今回の風邪の症状は出てきていて
理由は
体の水が上手く回っていない
という事は知っていました。
喉が乾くと言うのは、
体に水が足りないというサインなのですが
本当に水分が足りない部分場合と
水分は十分あるけど、体に行き渡っていない
という場合があります。
この水を体に循環させるのは
すい臓の役目なのですが、
僕はこのすい臓が弱っていて働かず
水をいくらとっても
水が足りないと感じる状況に陥ってしまいました。
そして水を取り過ぎて、体が冷えてしまい
水が体に過剰に残っているのも相まって
風邪みたいになってしまいました。
いつも通っている
東洋医学の先生は目で見るだけで
症状が分かってしまう医学の達人で
分かっていながら
「症状が風邪っぽくて、頭が痛くて」
と説明しましたが、いつもどおり
「うん、そうだろうね」
と、返ってきました。
やっぱり凄いです＾＾；
そして
「じゃあ、うつ伏せになろうか」
と言われたので、うつ伏せになったら
背中のあたりをトントンと叩きはじめました。
左右合わせて
４箇所ほど同じポイントを５分～１０分くらい継続して叩き
それが終わったら
後ろの首と頭の付け根両端をグリグリと
親指で押し込まれました。
指が首にめり込んで
いるんじゃないかという位グリグリとやられて
結構痛かったです。
それが２～３分くらい両側でやったら完了。
今までで一番痛くて
息がつまるかと思ったので
僕の体がおかしいのかと思いましたが
「凄く痛かったでしょ。」
と先生に言われました（笑）
これは痛いものなんだと理解しました。
そしてもう一言
「これで風邪が抜けるから。」
次の日の朝は
まだ頭痛があったのですが
昼ぐらいには完治しました。
首回りの血行が良くなって
全体的に循環している
感覚があり、
口内炎も治りました。
口内炎は水の循環が
悪いと出来るようですので
水が循環しているという事になります。
背中を叩いて
首のツボを押し込む
マッサージの様な方法で
風邪が治るとは、東洋医学は凄いですね。
