バンコクでの唯一の大失敗の話。
同じ失敗を他の人がしないように
記録しておきます。
バンコクについて2日目
買い物を済まして観光という事で
ワット・プラケオを目指しました。
ところが道が混んでいて
プラチナム・ファッションモールからホテルまで
1時間掛かってしまい
急いでワット・プラケオの最寄り駅である
ナショナルスタジアム(National Studium)
まで行き、
そこからトゥクトゥクを捕まえて25分程で到着
ところが営業時間を過ぎてしまい入れず。。。
ここで、
次どうしようかと考えていると
割腹のいいおじさんが
コチラにきて話しかけてきた。
最初は
「ココは3:30までだけど、
ワット・ポーは5時
ワット・アルンは6時までやっている」
という所から始まって
東京に行ったことがある
「ありがとう」「こんにちは」
等と日本語を話していたので
ワット・プラケオから
ワット・ポーは近いハズなので
そちらに行きたい事を伝えると
色々話されたが、
この時英語を適当に聞き流してしまい
これが大きな失敗だったのだけれど
「ワット・ポーに行ってそこからボートに乗れる」
と勘違いをして
意気揚々とトゥクトゥクに乗ってしまった。
後で回想すると
「ここからワット・ポーまで歩いて1時間かかる」
「そして、こっちのワット・アルンまではもっと掛かる」
「だけど、ボートを使えばまずボートでワット・アルンの近くまで行き」
「そこから水上マーケットまで連れて行って、
最後はワット・ポーで降ろす」
「同じ1時間だけど、両方写真が撮れるよ」
「船に乗れる所は沢山あるけど、
ココからだと6000バーツ。ここからだと。。。(略)」
「でも、ココからなら1200バーツだ」
「乗り場まではあのトゥクトゥクが
20バーツで連れて行ってくれる」
という事を言っていた。
ちょっとスラム化してそうな所に連れて行かれ
(結果的にはそんなでも無かったみたい)
ここで間違いに気づいたけど
ここで断ると何をされるか分からないし
大人しく乗ることにした。
二人で2400バーツ(7200円)
正直タイでこれは高い。
ボートに乗って
ワット・アルンの写真が撮れて
水上マーケットにも行けたら良いか
と言い聞かせて乗船。
結果、いい写真も取れたものの
ワット・アルンはかなり遠くからで
しかもアングルは凄く悪い。
また、水上マーケットは
ただの船に色々載せたおばちゃんが1人来て
おそらくノルマの金額に達するまで
売り込み続けるという監獄の様な状態。
いくら断ってもひたすら薦めてくる上
こちらはボートの上なので逃げられない。
基本的にコチラの要望は
半分しか聞いてくれない。
おみやげは一つで良いと言っても
とりあえず3つくらい紹介する。
全部断っていると
ビールを出してきてコチラに渡し
お酒はいらないから
コーラをくれと言ったら
数も聞かずに2人分の瓶の蓋をあけてコチラに渡し
ビールを返そうとしたら
「ボートの運転手に?」
と言ってくるので
ノーと言っても
「ボートの運転手に?」
としつこい。
仕方ないので折れたら
ビールを運転手に持っていく。
飲み物3本とおみやげ一つで
500バーツ(1500円)
これも高い。
さらにこの買った
ビールは他のボートとのスレ違いざまに
他の運転手にトスされ
こちらの気持ちも受け取られませんでした(笑)
結局1万円近くこの船で支払い
1時間、家が並んでいるだけの
緑色の水路をぐるっと回って
モノを売りつけられて
と散々な結果でしたね。
バンコクは発展しているけど
そうでない層の生活を見れたのは勉強になりましたが。
さすがに1時間は長い。。。
最後、
ワット・ポーのある所で降りて解散。
ワット・アルンを船から撮りたいだけなら
3バーツで出来るので
残りのバーツは
緑色の水路をぐるっと回った所に
支払われている事になる。
ボートを1台チャーターするのだから
仕方ないのだけれど
「観光地で誘われてボートに乗るのはとても高くつく。」
という教訓として覚えて置こうと思う。
。。。と
色々と勉強になったボートクルーズでした。
もし、バンコクに行かれた場合は
ボートに誘われても乗らない様にしてくださいね。