クラウドとは直訳すると「雲」ですが
ITの世界ではネットワークを表す図によく使われていたことが元で
「クラウド」=ネットワーク
という意味で使われています。
今一般的に言われている「クラウド」とは
クラウドコンピューティングという名称を略してクラウドと呼ばれている事が多いです。
クラウドコンピューティングとは
インターネットをベースとしてコンピュータを利用する方法
を言いますがそう言ってもピンと来にくいので
インターネットに繋げて使うサービス=クラウド
と理解してください。
GmailやYahooメールなんかもクラウドに分類されます。
言えばfacebookなんかもクラウドと呼べますが、この辺りは別の機能性が強いので
クラウドと表現される事が少ないですね。
クラウドの最大の利点とは
インターネットに接続できる環境であれば、どこでも同じ情報や機能を使うことが出来る点です。
パソコンや携帯を使い、インターネットに接続出来さえすれば
別のパソコンから入力した情報や、ファイル等を今のパソコンや携帯から見たり使ったりすることが出来ます。
これにより、自分の持っている全ての機械(デバイスと言います)で同じ内容を共有したい時に大変重宝します。
パソコンは1台で携帯も無いと言うような人にとっては使う機会がなさそうに思えますが、
クラウドの基本はインターネット上に保存するという事です。
万が一パソコンが壊れてしまっても、クラウドを利用しているデータは簡単に取り出すことができますので
バックアップとして利用する手もあります。
逆に欠点としては
インターネットに繋がっていないと何も機能しない。
このご時世、インターネットに繋がっていない状況は考えにくいので無視出来る部分ですが
インターネットが繋がらなくなったが、作業をしたい場合は全てクラウドにデータがあると作業できません。
ただ、この問題も最近、インターネットに接続できる環境になった時に
PCにあるファイルをクラウドと同期するという方法で、インターネットに繋がっていなくてもファイルは利用できる
サービスが増えました。
これにより、インターネットに繋がっていない間に作業し、インターネットに繋がった瞬間にクラウドに同期する。
という様な使い方が可能です。
インターネットに繋がっていない時も使えるクラウドサービスを上手に使えば
クラウドの便利さの恩恵だけを受けれる事になります。
もう一つの欠点は
インターネットに上げるためID/PASSが分かると誰でもそのデータにアクセスできてしまうこと。
ID/PASSを漏らさなければ普通に利用している分では全く問題ありません。
セキュリティも厳しいので自分以外の誰かが、自分のファイルを見れる可能性は限りなく0です。
ただ、自分のパソコンに保存しているデータとは違い、絶対は無いので
クレジットカードの情報等、お金に関わる情報は載せるのを控えた方が良いと思います。
実際にクラウド上にそういうデータを上げている人はたくさん知っていますし、
問題は起こっていないので、心配のしすぎな部分はありますが、念には念を入れてということで。