ジョホールバルへ移住して2年が経ちました。
2年前を回想しながら文章を書いています。
移住したばかりの頃は電話がとにかく嫌でした。
最初はどうしてもしなくては行けないのが「タクシー」
車が無かったので移動手段を確保するためには
タクシー会社に電話が出来なければ生活が出来なかったのです。
最初の電話では「Where」も聞き取れなかった
初めてタクシー会社に電話した時
どうすれば良いのか全く分かりませんでした。
タクシー会社の番号は教えて貰っていたので
タクシーに電話する前に
「タクシーを手配してくれませんか?」
という英語を調べて
話すことをノートに書き出し
一つ一つ文章を確認して、単語も確認。
読み方をカタカナでふって
何度も読んで、準備が出来たら
教えて貰った電話番号を入力。
という事をやりました。
初めての時は
「Where?」「Block?」「Number?」
すらも聞き取れず
電話番号を聞かれているのに
何度も自分のいる場所と行きたい場所を交互に伝えて
「あなたがそこに居るのは分かっている
そうじゃなくって。」
みたいな感じの事を言われた記憶があります。
最初の1ヶ月は
「Can you arrange me a taxi?」
をまず伝えられるかが最初の関門でした。
発音も自信が無く、
正しい英語を話していたつもりでも
相手には伝わらない可能性もあったからです。
毎回、話をする英語を確認していたので
タクシー会社に電話をする決心が着くまで5分くらいかかっていました。
電話をかける為に自分を奮い立たせる。
そんな状態でしたね。
半端ない英語への不安
単語が分からない
発音については間違っている
聞き取りも全く出来ない
この状態で英語への不安は最大になっていました。
電話がかかってきた時は
会社にクレームの電話がかかってきた様なくらいの
嫌な感覚で、何を言っているのか分からない事が
分かりきっているのに出なくてはいけない状態。
言葉が通じない、分からない。
という事に対するストレスやプレッシャーは
かなり大きかったです。
英語に関して頼る人は居なかったのか?
と言われれば居るのは居ました。
ただ、この頃から
「英語が出来なくても移住は出来る事を証明出来れば
これから移住されてくる方のハードルを下げられる」
と考えていたので、英語についてはヘルプを求めず
自力でやっていく事を決めていたのです。