今、「マレーシアのジョホール・バルで仕事しないか?」
と聞かれてどれ位で決めれるか。
1週間?3日?1日?
この言葉をかけられた、半年前。
実家で親のすねをかじって生きていた僕は、実家を出ることを決め、結婚も決まった。
家を借り、家電や家具を揃え、全く使っていなかった楽天ポイントはあっという間にプラチナ会員に。
子どもが出来た時の為に、10年使える様にと
最新の冷蔵庫、エアコン、洗濯機…etc
貯めていた貯金は殆ど使ってしまった。
そうして半年経ち、来週には結婚式が控えている。
ここまでドレスを決めて、式の段取りをして、余興の準備をして
毎週の様に打ち合わせをした結婚式。
大変だったけど充実はしていた。
終わったらやっと一息で、その後は新婚生活。
あと1週間でその日が来る。。。
そんな中での一言。
「コレはチャンスなんじゃないか?」
だけど、とにかく慎重な僕は即決など出来ない。
頭の中には今まで行き詰って過ごした何ヶ月もの思いが駆け巡る。
会社の事、仕事の事、自分たちの未来のコト。。。
決めたのは2時間後。
出来る人は即決だという。
悩んだら判断が遅れるし、人は言われた瞬間に答えが決まっているのだから
というのがその理由。
確かに判断は遅くなった。
場合によっては決めるのが遅くなったことで、チャンスを逃したかもしれない。
でも、そうではなかった。
時間は掛かったけれども、僕が決断をするなりの理由があったのだ。
今思えばとても頭を動かし、有意義な2時間だったと思う。
2時間考えた時の事を振り返って見ようと思う。