こんにちは。
ジョホールバルの海外ノマドCTO青峰です。
マレーシアのジョホールバルで仕事はありませんか?
シンガポールで働く事は出来るのでしょうか?
という相談をよく受けるので
こちらにまとめて書かせていただきます。
Contents
日本人がマレーシアで収入を得るには基本的に3通り
日本人がマレーシアリンギットを受け取るには
・現地企業から給料を得る
・現地企業から配当を得る
・投資からの配当を得る
基本的にはこの3つです
今回は「仕事」がテーマですので
この中で仕事として行う場合の2つを取り上げて説明します。
現地企業に就職して給料を得る
日本で言うサラリーマンです。
一番簡単な仕事の方法ですが
マレーシアで仕事をする上では
以下のポイントを知っておいて欲しいと思います。
約17万以上の給料となる仕事で無ければいけない
日本からの駐在の場合はこちらをクリアしているので
問題無いと思いますが
もし、こちらの現地企業を含め、就職をする場合
マレーシアで働く理由が求められます
その一つが専門性。
マレーシアは一つの国ですから
マレーシアに恩恵をもたらす人に来て欲しい訳で
特に日本人はこのカテゴリに属すると思います。
17万も貰えるなら十分じゃないか?
と思われるかもしれませんが
マレーシアで17万も貰える様な仕事でないと働けない
という事になります。
マレーシアで17万というと
英語・中国語・日本語がペラペラの部長クラス
よりも収入が高いです。
「日本人で無ければならない」様な仕事であれば
この点はクリアできるのですが
そうではなく
日本で一般的にやっているような仕事(コンビニ店員等)
には就職は難しい。
と考えた方が良いと思います。
すべてがコチラに当てはまる訳ではなく例外はありますが
仮に就職出来たとしても
フルタイムで働いて
収入が10万円以下という事になったりしますので
こちらは現実的ではないです。
何か特殊な技能があるかどうかが重要になります。
就労したら就労ビザが出ます
就労できた場合は就労ビザが出ます。
こちらのビザがあれば特に問題なく
マレーシアで生活できますので
幾つかハードルはあるものの
マレーシアに住みたい場合の一つの選択肢ではあります。
MM2Hビザでは基本的には就労して働けない
マレーシアといえばロングステイビザ
MM2Hがあり、必要な資産と収入証明があれば
日本人であればほぼ取れてしまえるビザなのですが
MM2Hビザでは
50歳以上の方で
イミグレーションが許可を出した人間のみ
20時間/週
働く事が出来ます。
つまり、就職する場合はMM2Hビザは使えない
という事です。
相談に来られる方の
仕事の多くはコチラには該当しないので
基本的にMM2Hビザでは仕事は出来ないと
いう考えの方が良いかと思います。
例外的にMM2Hビザで仕事をする
こちらを仕事と呼んで良いのか分かりませんが
会社のオーナーになり、そこから配当を貰う形であれば
仕事をする事が出来ます。
というのもMM2Hがあれば
現地法人を立てる事が出来るのですが
例えば、現地法人の取締役が1人であれば
会社で動ける人間はオーナーのみ。
会社を存続させる為には
オーナーが動かないと始まらないので
いきなりスタッフがいない限り
最初は仕事をせざるを得ません。
この場合、仕事をしているというよりは
法人の活動をしている。という感じでしょうか。
ただ、給料を貰うことは出来ません。
貰えるのはあくまで配当です。
給料は毎月ですが配当の場合は
会社に売り上げとして入ってきたものから
経費を差し引いた残りからの配当
になるので、会社の収支を締めた後に得る形になります。
シンガポールで仕事をする可能性
ジョホールバルに住むと
シンガポールへ働きに行くという選択肢も持つことが出来ます。
シンガポールへいけばマレーシアで働く3倍近くの給料になるので
実際に仕事をしにいく現地の人はかなり多いです。
ただし、そのために
毎日通勤ラッシュがひどく
往復で4時間くらいは覚悟をしておかないといけません。
可能性としてはありますが
一考する必要はあると思います。