こんにちは。青峰隆です。
就職活動の話が色々出てきて
ブラック企業だの何だのと言われておりますが
労働条件を気にした時点で
不幸が待っていると思います。
この記事を読まれる方は少ないかと思いますが
面接担当をした経験も踏まえて
就職活動する上で考えなくてはいけない事を
書いておきたいと思います。
何の為に働くのか？
お金や生きていくため
と考えているなら
地獄の社会人生が待っています。
こう考えてしまうと
どんなにしんどくても
お金になれば良いという基準ですから
「仕事は楽しく無いもの」
となってしまいます。
こうならないためにはどうしたら良いのか？
「何を達成する為に働くのかを明確にする事」
です。
学生だと世の中の事も良く分からないですから
ハッキリとは分からないかもしれません。
そんな時は
「思いつく中で一番楽しそうな事」を
仕事に出来ないかを考えてください。
何がしたいのか
良く面接で
「弊社に入ってどの様に貢献したいですか？」
という質問があります。
定番の質問なのですが
会社に入るのであれば
これが一番重要なポイントです。
面接慣れしている人は
「学生の時に部長をやっていたリーダーシップを。。。」
という様な形で強みをアピールするかと思います。
面接側としては
「優秀なんだろうな」と思いますが
採用されてもこの人が幸せになるかどうかは分かりません。
本当に必要なのは「小手先の理由」ではなくて
「本当に何がしたいのか？」という事
これがしっかりしていれば
この問いに対して面接官が忘れられない一言
を言えるでしょう。
例えば
「世界一燃費の良いエンジンの開発をしたいです。」
の様な感じですね。
そして、この言葉を受け取って採用された場合は
この方は充実した人生になっていくと思います。
仕事するだけなのか？
幸せに仕事をしていきたいのか？
ここを本当に良く考える必要がありますね。
これが出来て、ちゃんと会社を選択すれば
就職できない事は無いと思います。
安定している所はごくわずか
仕事を働きやすさや安定度で決めるのは人生を狭めます。
何事も無く無難に生きていきたい。
という人もいるでしょうから
そういう人は良いと思います。
実際、安定している企業はいくつかあります
財閥系はそうですね。
でも、それ以外の会社には安定はありません。
ソニーもパナソニックも大きなリストラがありましたから
安定している企業は本当にわずかです。
安定している所は
古くからのしきたりに従っている所や
ルールがが多いですので縛られます。
そして、安定が続く限りは良いのですが
不安定になってリストラされた場合、
かなり危険な状態になります。
ルールで生きてきた人は
ルールがなくなった時に
どうしていいか分からなくなるからです。
安定した企業に務めるという事は
不安定になった時に一番危険である事は
覚えておいてください。
そうすれば、安定した企業に勤めていても
対応力は失わないと思いますので。
色々、書きましたが結局のところ
自分が本当にやりたいという事を基準にして
それが出来なかったら、今思い立つ「楽しそう」を基準にして
就職活動をして欲しいなと思います。
ブラック企業であってもやりたい事が底にあれば良いと思います（少ないでしょうが）
仕事をするのはお金でも環境でも無くて
自分の人生を充実させる為にあるという事が
すこしでも多くの就活生に伝わればと思います。
