こんにちは。青峰です。
論理的思考の勘違いという記事を読んで
感化されたので
論理的思考について文章を書いてみたいと思います（単純）
内容を要約すれば
「論理的思考は万能ではない」
という内容だったのですが。
論理的思考は必要か？
論理的思考を身に付ければ上手く行く。
という様な内容を本屋さんやセミナーの案内で良く見ます。
説得するには論理思考能力が問われるとか
プレゼンテーションを成功させるには論理的思考が必要だとか
言われています。
論理的思考とはその名前の通り
物事を理論的に組み立てて考える事ですので
分かりやすく話す
筋の通る話をする
という面で役に立ちますので
物事を納得して進めて行きたいと考えている
僕にとっては論理思考は必要な能力なのですが
性格的にそういう様に生きてきたので
自然と考え方がそうなっています。
なので、本を読んだこともセミナーに
参加したこともありません。
論理的思考を自然と持っている人にとっては
必要ですが身に付いているので
学ぶ必要は無いのかなと思っています。
では、論理的思考が出来ないと思っている人に
論理的思考は必要かと聞かれると
「あったら良いかもしれないけれど
必ずしも必要ではない。」
と答えるかと思います。
それは僕自身が持っているから
言えるという類のものではなく
論理的思考が邪魔になる事もあるからです。
人の心に刺さる言葉を使うとき、論理的思考は枷になる
このブログについては
「わかりやすいブログにしよう」
と思っているので、
文章を論理的に組み立てて
順序立てて書いていく事を心がけています。
これは、性格的なものですので
僕にとっては合っている形です。
ただ、明快で分かりやすいという状態にすると
「感情」という部分が犠牲になります。
ドラマの感動とスポーツで偉業を達成した感動が違うように
計算された感動と、計算の無い感動は
やはり違うものです。
これはどちらが良いというものではなく
トレードオフの関係で
論理的思考を突き詰めていけば
感情的な部分が削ぎ落とされていってしまいます。
逆に感情的になればなるほど
論理的な部分は影を潜めます。
最初に述べましたが
どちらが良いかではなく、どちらが合っているか
という方が重要なので
論理的思考が良いというわけでは無いですね。
手段と目的を履き違えていないかを確認する
これまでの事を元に
論理的思考が必要だと思うのであれば
必要な事なのかもしれません。
ただ、最後に確認をして欲しいのは
論理的思考を身につける事で
何を達成するのが目的なのか？
という事です。
例えば、プレゼンテーションを論理的に組み立てたい。
であれば、論理的思考は必要です。
ただし、できる事は論理的に話す事までです。
ですがその結果
契約を１件とれるかどうかという事は別問題。
相手が情に反応して購入するタイプでしたら
論理的思考は必要無い、
むしろ邪魔になるかもしれません。
今、足りないモノが論理的思考なのであれば
学んでも良いかと思いますが
契約を１件取るために必要なのは
論理的思考ではないと思います。
論理的思考はあくまで道具であって
使いこなせなければあまり意味はありません。
で、使いこなせる人の多くは
大体、論理的思考なんですね。
ちょっと極端かもしれませんが
「論理的思考」は
論理的思考を既に使っている人は
突き詰めて良いと思いますが
そうでない人にとっては
「こういう考え方があるのね」
というレベルで止めておく方が良いと思いますね。
