Don’t forget Here is Malaysia

 

英語の出来ないまま

ジョホールバルへ移住して間もないころ

穏便なはずのマレーシア人が怒りました。

 

「だって、雨じゃん(怒)」

 

いや、雨じゃんって。

 

家のインターネットの工事。

生活の生命線。

 

13時から待ってたんですよ。

時計はもう15時。流石に遅れてくるといっても遅いから電話かけたら

まさかの逆ギレ。

 

ランチの時間がティータイムに。

待つ間に映画一本見られるレベル。

 

いや、確かに雨降りましたよ。すごい勢いで。

 

誰かが上でバケツを

ひっくり返し続けているんじゃないかっていうくらいに。

 

でも、2時間もバケツ引っくり返し続けるのは

スタミナ不足だったようで

30分で雨は上がってたんですが。

 

結局来たのは16時。3時間遅れ。

2人で済むはずのインターネット工事なのに5人も来た。

 

遅れたお詫びという事で人数かけて

早く終わらせようと努力を

 

してない。明らかに作業は2人だけ。

後の3人はソファーで始まる遅めのティータイム。

 

うちにあるお菓子はやらんぞと思ったら

きっちり持参。

 

インターネットの設定が終わり

使えるかチェック。

 

ティータイムの3人もチェックに参加。

そして、そのまま動画タイム。

 

家主よりも先にインターネットを活用しだす時代の先取り感。

 

段々疑問に思ってきた

「ここ、僕の家だよね?」

 

そんな疑問をよそに進むコメディ動画。

大爆笑が広がるリビングルーム。

 

家主は別室待機。

そして加わる作業要員。

 

アーティスト名:

大爆笑 in リビング feat 作業要員

 

曲名:

「進まない作業」

 

初対面の人達にリビング占領されたのは

初めての経験。

 

というか、すべて初めて。

もう、どこから突っ込んでいいのか分からないので

 

「finish?」

 

と聞いたら。

「No check from now」

 

占領の続くリビング。

解放軍募集中。

 

結局、その後も占領は続き

30分後に開放。

 

戦場には

ティータイムの残骸が残りました。

DSC01650

だってマレーシアだから

 

壮大な前置きで始まった今日のお題。

海外では予想もしてなかった事が沢山おきます。

 

日本では予想できないことが起きないように

ルールや常識で縛りますが

これは安定を呼びながら人の成長を妨げています。

 

そして自分の常識外の事が起こった時に、怒ります。

ルールを破った相手が悪いという事で。

 

ただ、海外の人にはそのルールが無いことが多いです。

 

「あてに出来るのは自分」

 

この姿勢になるしかないのです。

 

相手を変えるのではなく

自分を変えるしか無い

 

なぜ、これが起こったのか?

それはここがマレーシアだから。

 

自分がいかに小さな世界に生きていたかを感じます。

 

 

それから3年の月日が経ち

同じ状況が起こっても、そんなものかと思うし

 

今は「雨が振っても30分なんだから13時30分には来てよ。」

 

と言います。

 

遅れてきても気にしない。

気にしても仕方ない。

 

次はどうやったら時間通りに来るのか

また伝え方を試行錯誤。

 

そして「想定力」がついてくる

 

「こういうことが起こるかもしれない。」

 

海外に出ることで身につくのは

こういう力が一番大きかったりする。

 

 

そして、今日もマレーシアは雨で仕事が遅れていくわけですが。

 

 

 

 

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