このハードとOSのメーカーが同じ事のメリットについてです。
性能面の話でいうとデメリットはありません。
ハードとOSを同じメーカーが作ることによって
ハードとOS両方に関わる部分の制御がかなり細かく可能になります。
1つ1つ見ていきます
1つ目はバックアップ
パソコンをよく使う、使わないに限らず「パソコンのデータが全て消えてしまったら」
これが最悪の事態です。でも、故障する可能性は減ったものの
誰にでも起こりえる事で、バックアップはパソコンを使う全ての人に必要なものになっています。
思い出の写真、プログラムのデータ、音楽のデータ。
これらが全部消えてしまった時、それまでの苦労も全て消えてしまいます。
ですが、一度バックアップから復旧したことがある人なら分かりますが
バックアップからの復元を手動でやると大変手間がかかります。
写真のデータやテキストのデータをバックアップしていても
代わりの新しいパソコンを購入してバックアップを復元するには、
ソフトのインストール、ソフトの設定、フォルダ構成を作り直し。。。
ソフトの設定も復元したい場合はソフトの設定もバックアップするようにしなくてはいけません。
使っているソフトが多くなればなるほどバックアップを考える事が多くなります。
Windowsにもバックアップはありますが復元できるのは
パソコンのユーザーアカウントと設定
インターネットエクスプローラーのインターネットの設定、お気に入り、およびクッキー
電子メールの設定、アドレス帳、およびメッセージ
マイドキュメント内のファイル
マイピクチャ内のファイル
マイミュージック内のファイル
で、
自分で入れたソフト等、個別に対応したものは移行、バックアップできません。
この部分はほぼ全てのソフトが該当します。
完全ではないんですね。
これは、仕方の無いことで、パナソニックのWindowsと東芝のWindowsがあった時
Windowsを作っているMicrosoftはパナソニックのパソコン本体の事は完全には分からない
パナソニックもWindowsの事は完全には分からない
さらに
パナソニックは東芝の事が分からないし、Microsoftも同様です。
バックアップを完全に取ろうと思うと
Microsoft、パナソニック、東芝
この3つがお互いの事を分かっていないと難しいわけです。
お互いの企業秘密を全て開いてに言うわけには行きませんよね。
ところがメーカーはそれだけではなく、多岐に渡るため
ある程度の所ばではバックアップはできても完全にバックアップするには労力がかかるわけです。
ハードとOSを一貫して作っている所だからこそ可能なのが、「まるごと完全バックアップ」
Macの場合、バックアップを丸ごと、リアルタイムに取ることが出来る上、
Macパソコンであれば「丸ごと」元通りになります。
例えば、MacBookAirからMacBookProに乗り換える時でも
バックアップがあれば、パソコンの中身はそのまま移動できます。
設定、ファイルの場所、インストールしているソフト等全て入ります。
パソコンの乗り換えが全く苦ではありません。
バックアップを使って復元する方法としては、
バックアップソフト「Timemachine」や「移行アシスタント」を起動して
指示に従ってボタンを押していくだけです。
復元が始まったら暫く放置していれば完了します。
インストールしていたソフトも、データも元通りになります。
購入したソフトを買い直す必要もありません。
(※パソコンのデータを丸ごと移して、2台同時に使用する場合はライセンスに引っかかる場合があります)
データ量に応じて時間が変わりますが、256GBであれば2~3時間くらいあれば終わります。
Thunderboltで転送できる機器同士であれば、時間はかなり短縮されるので
ものによっては数十分で終わる場合もあります。
たとえパソコンが壊れてしまっても、なくなったとしても
バックアップのデータさえあれば何度でも、その時の状態から簡単に再開できますので
このパソコンを完全にバックアップ出来るという事は大きなメリットです。
もしMacについてわからないことがあれば
お気軽に連絡下さい^^