青好きノマドの青峰です。
2015年にフィリピンの都市マニラへシンガポールから行きました。
アジアをビジネス視点で巡る旅の一つです。
2012年にセブへ行って依頼のフィリピン
中でもマニラは始めてでしたが
イメージを通りといい意味で違ったフィリピンを見ることが出来たので
新鮮な体験になりました。
その中でBGC(Bolifacio Global CIty)というエリアが
大きな衝撃でしたので
青色海外ビジネス旅のフィリピン
マニラ編という事でお伝えしたいと思います。
Contents
シンガポールからフィリピンまでの飛行機の所要時間は料金
この時はシンガポールからフィリピンまで向かいました。
片道3時間30分なので
色々な便が出ていますが
LCCで行くのであれば
タイガーエアライン
ジェットスター
が便数も多く扱いやすいですね。
往復12,000〜15,000円くらいからあります。
シンガポールエアラインでも
往復20,000円以下なので
荷物がある場合はコチラでも良いかもしれません。
東京と大阪の往復感覚で
シンガポールとフィリピンは行き来が可能です。
フィリピンの事前情報
タガログ語等
無数の現地語が存在しますが
第一言語は英語です。
英語が話せれば生活は問題ありません。
あまりにも言語が多くて統一できないので
英語を第一言語として設定したようですが
ただ、フィリピン人同士は
現地語で話している事が多い様に思います。
発音も綺麗な方なので
アジア特有の訛りの影響は少なめ(ありますけど)
携帯のインターネットも問題なしですが
急激な発展によるインフラが追いついていない地域がありますので
場所によっては不具合があるところも。
人口は9000万人と言われていますが
調査がきちんと出来ていない部分もあるという事から
1億人以上居ると言われており
人口ピラミッドが綺麗で英語圏であるので
ここから50年アジアの中で最も伸びる国と言われています。
治安は場所によりますが
全体的に「悪い」とは言いませんが「良く」もありません。
気をつけていれば問題無いですが
夜を歩くとき等は注意が必要かなと。
また、銃の所持が出来てしまう国なので
その点の意識も必要です。
フィリピン人はアジアの中でも親日家に感じます。
日本に対する「憧れ」が非常に強く感じられる事があり
日本人であることを伝えた時の熱い視線を感じるというか
他の国と受ける親日的な感じが違いますね。
さて、事前情報をお伝えした所で
まずは到着してからすぐの空港について
フィリピン マニラニノイ・アキノ国際空港での注意点
フィリピン マニラニノイ・アキノ国際空港はターミナル4まであり
メインで利用するのはターミナル1〜3になります。
このターミナル間はバスで移動できます。
この空港について特筆すべき注意点はタクシー
空港からホテルまではまず
タクシーを利用する事になるのですが
とにかくボッタクリが半端ないです。
誘導されて乗るタクシーは
基本的にボッタクリ。
出口付近に居るガードマンも誘導してくる上
某日系企業のロゴを首から下げた人も信用できません。
乗るものによっては10倍以上。。。
空港から町まで
メーターを利用したら
250〜300PHP(フィリピン・ペソ)で十分で
チケット制の少し高いタクシーでも500PHPあれば足りますので
日本円にすると1000円以下。
これ以上の金額のタクシーは
すべてボッタクリと考えて問題ありません。
安全な場所としては
ターミナル3の出発ゲートにあるタクシー乗り場。
ただ、ドライバーに必ず「ユーズメーター」と伝えて下さいね。
このターミナル3への移動などを考慮すると
空港から出るのに1時間以上かかる可能性もありますので
到着から移動できるようになるまでは少し余裕を見たほうが良いと思います。
マカティ等の町までは渋滞が無ければ
タクシーで20〜30分あれば到着できます。
フィリピン マニラの街並み
ホテルから撮影したマニラの街並みです。
街となっているところはすでに都市の様になっていますね。
フィリピンはモール天国
セブにもあるのですが
フィリピンは特にモール天国で沢山のモールがあります。
それぞれのモールが非常に巨大でオールインワン。
どこも1日では回れないくらいの大きさです。
正直、どこに何があるか全くわからないくらい巨大という言い方も出来ますが。。。
電車も普通に走っていました
これが駅。
こちらが電車。
数十PHPなので(20円〜100円)という単位。
凄く安いですよね。
発展している所とそうでないところの差が大きい
街から少し外れると景色が大きく変わりました。
この電車に乗るのはひと駅で10ペソ(20円)
値段が安いのにもびっくりしていたのですが
そして電車が来て2度ビックリ。
どこかで見たことある列車が。
ちょっとぶれてますが
日本語の注意書きが。
そう、この列車は日本の中古車。
日本で使われなくなった列車が再利用されています。
これは実はアジアでは結構あって、フィリピンだけでなく
インドネシアでも日本で使われなくなった電車が走っています。
日本の電車内で無くなった携帯電話がインドネシアで見つかったというのが
ニュースにもなっていましたね。
電車でひと駅行くと
駅をおりてから歩いた道が
こんな風景でした。
そして最先端の街 BGC(Bolifacio Global City)へ
元々軍事施設の会ったところらしく
通称フォートとも呼ばれているとの事
マカティから車で10〜15分の場所にあるのですが
行ってみて思ったのは
まるでシンガポールの様という事。
物凄く整備されていて、電線も無く
非常に住みやすそうな街でした。
この中には
総合病院があり
CT等の最新設備も入っているようでしたので
安心して住むことが出来そうでした。
街の中には他にも
子どもたちが遊ぶ場所もあって
施設が充実している感じでしたね。
日本食のレベルも高かった
BGCの中にある
うどん屋さんで食べましたが
よく出汁のきいた味で、レベルが高かったです。
値段は800〜1000円くらいでした。
個人的にお気に入りのビルはこちら
いや、青というだけですよ(笑)
マニラの食事レベルがとても高かった
食事には評判の良かったつけ麺のお店へ
日本食を選んで食べれば
シンガポールよりもレベルの高い状態でした。
他にも何件かお店を回ったのですが
どこも味が良く、食に関しては大きな問題はなさそうです。
帰国の際の空港行きは時間に注意
行きのタクシーは比較的スムーズだったのですが
マニラニノイ・アキノ国際空港への道は17時頃から混みだすそうで
渋滞によって空港へ2時間以上かかる道のりに変わります。
現地の人も読めないようで
コレに関しては出発する時間の
4時間前には街を出発したほうが良いとの事でした。
ビジネス視点として見たフィリピン マニラ
まず、街としてはかなり発展をしていて
人も多いので勢いを感じます。
これから、まだまだ伸びていくような
空気がココにはありますね。
フィリピン自体は島の集まりになるので
色々な所に移動させようと思うと
輸送に船が絡んでくるので
若干物流の勝手が違う所がありそうですが
それ以外では
あらゆるビジネスのチャンスがあるように思います。
ただ、すでに日本から進出している所は
すでにレベルが高いので
競合はしないようにした方が進出しやすいのかなと。
日本食は日本と同じくらいの値段になっていましたが
単価水準としては高め。
フィリピンの発展スピードが早いので
それに乗っかった富裕層も増えてきていますが
割合として見たらまだまだ少なく
どちらかと言えばフィリピンの発展に貢献する
外国人相手の商売になっているのかなと思いました。
フィリピン人自体はまじめに働いて
ホスピタリティも高めの人が多いので
ターゲットを明確にしたサービス内容で進められれば
チャンスが大きいなと感じますね。
人件費も
お手伝いさんが1万円以下とかまだまだ安い部分もあります。
また、消費に対する姿勢は非常に積極的で
給料日前にはお金が無いというフィリピン人は
沢山観てきたので、「給与水準からみて多少、高いもの」に関しては
大きな問題にならないのもこの国の特徴に思います。
来月の分を前借りさせて欲しい
みたいな話は多く聞くので
サービス提供者からすれば嬉しい消費力ですが
雇う側からすると頻繁に起きるこの交渉に苦笑することもしばしば。
断ったからといって関係が悪化する事は無いのですが
一度了承すると、何度も同じことを繰り返すことになるので
どんな事があっても話に乗らないのが良いと思います。(何とかするので)
こう書くとお金の管理が出来ないという悪いイメージになるのですが
これはお金よりも「その時を楽しむ」という国民性から
その時、その人と楽しむためにお金を使うことを厭わない事で
起こっているので、散財とちょっとニュアンスが違うんです。
例えば
「プレゼントをあげる」とか「友人と一緒に遊びに行く」時には
お金の計算をしていないというか
管理が出来ていないのは確かに
考えものなのですが
それでも、お金の使い方という面では
素敵だなと思う所はあるんですよね。
多分、所得が上がってきてもこの流れは変わらないので
消費の強いこの国は伸びていくだろうなと思いますね。