こんにちは青峰 隆です。
本日28回目の誕生日を迎えました。
去年の終わりに「来年は飛躍の年だ」と言ったのですが
振り返ってみるとその通りになっています。何でも言ってみるもんですね。
さて、次の一年はどんな一年になるのかとても楽しみです。
去年と同じノリで言うなら「これまでの集大成の年」になると思います。
今までやってきたこと全てが繋がって大きな花が咲く。
今までやってきたこと全てが報われる。
そんな年になるのかなと思います。
そうなったら次の言葉はもう決まっていますが、それは365日後に書こうと思います。
今日はデザイナーについてです。デザインする人の事をデザイナーと呼びます。
僕はシステムエンジニアとしてWeb業界に飛び込み、デザイナーという人に出会う前は
エンジニアとデザイナーは対極に位置する人だと思っていました。
論理的な思考の強いエンジニアと感覚的なデザイナー。
というイメージが強かったのです。
「デザインは感覚」と言われる事も多かったので、やはりそういうポイントがある事は理解が必要ですが
何年も一緒に仕事をすることで、感覚的だけでもないということが分かってきました。
▼デザインと絵を描くのは違う
デザインと言うと、「絵を描く」というイメージをする事が多いですが
絵を描くというのとデザインは全くの別物です。
絵はアートです。幼い子供がクレヨンで書いた絵をデザインと呼ばないように
絵とデザインは別物です。
▼デザインとは何か?
視覚的に意味を表現する事がデザインです。
言い換えれば、何かしらの意図があって描かれた絵があればそれはデザインです。
赤い色を使えば情熱的なイメージ、青を使えば冷たいイメージ。
という様な事を組み合わせて
ものや形、見た目に意味を与える事ができます。
▼世界にあふれているデザイン
日常ではあまり意識しないかもしれませんが、
鉛筆、家具、コップなど
世の中にある人工的なものは殆ど全てデザインされています。
世の中にはデザインが溢れています。
▼デザインの力
クリップを動物の形に変えた事で売上が何倍にもなった。
パッケージを変えたら飛ぶように売れた。
これらは全てデザインの力です。
デザインの影響力は「少なくない」という事が分かりますね。
▼過信されるデザインの力
Webのディレクションをする時に要望が多いのは「デザインのリニューアル」
デザインを良くすればWebサイトの見栄えが良くなり、アクセスが増えたり
売上が伸びたりすると考えている人が多いようです。
確かにデザインをリニューアルしたら売上が伸びた例はありますし、
デザインが与える影響は大きいのですが、よく思うのが
デザインに期待される事が多すぎるという事です。
Webサイトの中身が無いのに、デザインを変えた所で売上は変わるはずはありません。
これば、ビルの見栄えを良くしたから売上が伸びると言っているのと同じです。
もし思い当たるフシがありましたら、一旦デザイナーを責めるのは辞めて
デザインする為の要素を見なおして見てください。
▼デザイナーの仕事
デザイナーの仕事は
今ある内容をどうすれば効果的に見せる事が出来るか
意図した印象を与える事が出来るか
を考え視覚的に表現する事です。
そのため、先ほどと被る部分はありますが
素材が悪ければデザインで出来ることにも限界があるという事です。
▼デザインの手順
要望を聞き、デザインに入れる内容を聞き
それを元に
主にPhotoshop、IllustratorやFireworksというソフトを使いデザインを行なっていきます。
写真を加工したり、文字を打ったり、
必要があればデザインに必要なボタンやイラストを作成したりします。
そして、それらを配置して一つのデザインを作成していきます。
デザインが出来上がれば、依頼主に提出し修正がないか確認してもらい
修正がなければ完成です。
実際は、要望や内容がかなり曖昧なままスタートすることが多く
一旦、ラフ案といって、雰囲気をつかむ為のデザインを作って方向性を決める作業が最初にあります。
それでは次回はデザイナーにデザインを発注するときのポイントについて書いていきます。