モンスターハンターとの出会いは
おそらく普通の人と違うと思う。
ろくに大学に行ってなかった僕は
暇を持て余していた。
ただ、暇ということにはどうしても耐えれなかった僕は
毎日の様にマンガ喫茶に行って漫画を読んで家に帰るという
ぐうらたらな毎日。
漫画にも飽きてきたし、
毎日1000円の漫画喫茶に通うのは学生からすると出費が大きい。
そこで思いついたのがゲーム。
1本5000円だが、マンガ喫茶5回分で1ヶ月は遊べると考えると
コストパフォーマンスがいい。
ただ、気軽にやりたいし、据え置きゲームは嫌だった。
PSPを持っていたので
何かPSPのゲームをやろうと早速、家の近くのゲームショップへ。
凄く保守的な僕は「やりたいゲーム」 = 「今までやったことのあるジャンル」
だった。
ゲームをやってクリアできないというのが負けるみたいで嫌だったのだ。
アクションゲームはセンスを問われるものが多く、
過去にクリアできたのは「ドンキーコング」くらい。
その点RPGやシミュレーションは安心。
レベルを上げれたり、手数を踏めばクリアは確実に出来る。
なのでRPGを探す。
しかし魅力的なソフトは無い。
悩んでいた時、PSPで売上1位となっていたのが「モンスターハンターポータブル」
ジャンルはアクション。
「このゲーム何が面白いのか?」
というのが最初の印象。
ただ、「明日暇しない」。
これは僕にとってとても重要だった。
他にしたいゲームが無いけど暇は嫌
という超個人的理由で「なぜか売れているゲーム」を手にする。
そんな何とも夢のない所からこのゲームを始める事となる。