技術書の読書法

技術書の読み方は

大まかに分けて3パターンある。

・通し読み

本を通して読む読み方。

新しい技術に取り組む時は1冊この読み方をした方がいい。

プログラミング勉強法では本を3冊読む(3冊読む為内容のURL)と書いていたが

この読み方をするのは1冊目と場合によっては2冊目になる。

・ピックアップ読み

ある程度流して読み、引っかかった所だけ熟読する方法。

読んだ本が多くなってくると殆どすべての本がこの読み方になってくる。

技術書で被るポイントは結構増えてくるため、

「あれと同じだ」

と思えば、そこは読まなくても分かる。

よく「知らないことがあったら」と知っている部分も不安になって読んでしまったりするが

経験上、「読んだ時間」の方が無駄になる。

・把握読み

「この本には何が書いてあるのか」を把握する為の読書法。

リファレンスなど「辞書の様に使う本」はこの読み方でいい。

リファレンスは具体的で扱いやすいが応用が効きにくいので

「必要になったときに本から知識を取り出す」感覚でいれば余計な事を覚えなくて済む。

よくあるのが

すべての本を「通し読み」する人。

「知らないことがあったら」と不安になって通し読みしているのであれば

「飛ばしても大丈夫」と言えるが、

危険なのは

「飛ばすと分からなくなる。」という理由。

「飛ばすと分からない。」というのは小説であれば当たり前だが

技術書に関しては問題は出ない。

「飛ばすと分からない」というポイントは理解出来ていないと言うことだから

戻って読めばいいのだが、

「飛ばして分からなかった」というのは

「理解しているつもりだが、出来ていなかった」という事なので十分読み込む必要がある。

また、同じポイントで「飛ばして分からなかった」場合は「本を読んで理解できていない」という事。

理解するまで読むことをオススメする。

僕自身も「本を読んで理解できていない」部分は沢山あった。

そんな時は、理解できていない部分を書いてある本を片っ端から立ち読みして

その中から1冊ないし2冊をピックアップして購入し読み込んだ。

ポイントを絞った本は解説が優しくなっていたり、詳しく書いていたりするので

重点的にやるときには大変便利だ。

そうして理解した後は別の本を買ってもそのポイントを飛ばして読むことが出来る。

今回は僕の読み方を挙げたが、人によってベストな方法は違うだろう。

ただ、基本は3つの読み方だと思うので上手く合わせて本を読んでいって欲しい。

一つだけ言えるのはすべての本を「通し読み」するのは非効率。

上手く飛ばし読みして、効率化を図っていくとより多くの本を読めるようになっていく。

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