海外インターンを迎えて感じたインターン制度の現状とあるべき姿

 

シンガポールの隣町ジョホールバルで青色起業中の青峰です。

 

「インターンは都合のいい労働力ですよね」

 

今年の6月からインターン生を受け入れて

今日まで一緒に仕事をしました。

 

あっという間の3ヶ月強で

「もう帰る日が来たんだね」

というのが正直な感想です。

 

最後まで戦力として活躍してくれ

インターンが居なかったらどうなっていたのかな

という様な所までやってくれました。

 

その彼が最初に言った言葉が冒頭の部分なのですが

 

それを聞いた僕が答えた

インターンに対しての考え方を書いておきたいと思います。

 

 

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Contents

インターン生がここに来て良かったと思えるようにするのが務め

 

インターンは仕事を学ぶ為に来るものです。

 

インターン生を雑用に当てているという様な話も聞き

これが「インターン生は都合のいい労働力」と言われた理由ですが

 

インターン生迎える側としては

仕事を与えて成長をさせてあげないと意味が無いです。

 

企業側からしてみればインターン生は賃金0で働いてくれる人材

学生からしたら貴重な学びの場

 

という形なので

 

企業側が働かせてあげているという様な姿勢の場合や

使う人間がインターン生の事を考える余裕が無い場合

雑用係として扱ってしまう所もあるようで

 

お茶くみしてない

 

という事も有るようです。

 

それでも学生にとっては海外で働くという体験をしているので

貴重なのだとは思いますが

 

海外に来てお茶くみを何ヶ月もやっても成長はないですから

きちんと成長が出来る場所を提供してあげる必要があると思います。

 

それでは具体的にどうしていくべきなのか?

 

という事なのですが

 

 

インターン生も社員と同じ扱いをする

 

インターン生を成長させてあげるには

やはり、社会人と同じ扱いをする所がスタートです。

 

そして、きちんと仕事を渡してやってもらう。

 

もちろん失敗もするので

 

それは任せた会社側の責任として扱うと決めて

絶対にインターン生の責任にしない

 

というルールが必要です。

 

ただ、失敗をただ許すのでは無く

どうして失敗したのか?どうやって改善するのか?

 

この2点の反省は必ず行い

終わったらその失敗については言及しない

という姿勢が必要です。

 

失敗して怒るだけやインターン生の責任にすれば

その先の伸びしろが潰れてしまう可能性があります。

 

新しい環境に慣れないうちは

知らない、分からない事が沢山あるはずなので

普通に出来なくても仕方ない

 

位の心持ちで居るのが良いですね。

 

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いかにインターンの後に社会で活躍できる土台を作れるか 

 

インターン生として来た以上成長してもらう必要があり

彼らも将来の為に来ているので

 

社会に出るために必要な部分を伝えていってあげる

必要があるのかなと思います。

 

僕の所へインターン生で来た人には

学生と社会に出た時のギャップについて伝えて

日々、その違いを意識しながら生活して欲しいと伝えます。 

 

後はもっと深い部分で「蒼より青く」に書いてある様な

今の日本で起きている事や情報の格差についても伝えて

 

社会人になった時に社会に流されないよう

話をしたりもしています。

 

 

僕が考えるインターンの姿

 

インターンを迎える企業。

つまり僕ら側はインターン生を迎え入れる事で

収益が上がるようにビジネスを組み立てる。

 

それはインターン生に雑用をやって貰う事で

社員が動ける時間を増やすというやり方ではなく

 

プロジェクトを一つ任せて

結果がしっかりと見えるような仕組みで。

 

インターンの申し込みに20万円を払って貰うという事も

ビジネスとして考えられるものの

学生の20万円は大きいので個人的には好きでは無いです。

 

費用は仕事から稼ぎだして貰う形なので

渡航費や滞在費などは会社持ちで

僕らはインターン生に結果を出してもらう為に動く必要がある。

 

ただし、インターン生には成長し

実績を出してもらう必要があるので

結果は求めるものの、責任は負わせない。

 

サラリーマンとして扱う会社であれば

土日は休みで良いと思いますが

 

本当に個人の為を思うなら

将来に繋げるのであれば

起業家の様に扱って上げる方が伸びます。

 

やるときはやる、休むときは休むという

メリハリをコントロールする事が出来れば

将来、起業したい場合でも問題なくやっていけます。

 

なので、僕がインターン生を迎えるときは

「基本的に休みは無い」と伝えます。

 

しんどいから嫌だという人で

社会人になって幸せそうな人は一人も居ないので

 

この条件で来ない場合はインターンをする意味が無いですし

僕らの方も時間の無駄になってしまいますので。

 

ただ、この条件で「自分の成長の為」と来るインターン生なら

数十倍のスピードで引き上げてあげられると思います。

 

今回、一人インターン生を迎えましたが

 

お金の為に働かなくても良い理由

健康に関する本質的な部分

自分自身が食いっぱぐれない方法

 

等、今から考えたり調べ始めれば5年はかかる世界を伝えました。

人生への見方が大きく変わってインターンを終了したので

このインターンを終えたことで仕事が無いという事にはならないと思います。

 

 

この様にインターン制度はインターン生の為にあるもので

企業側は最大限インターン生が成長し

それが利益に繋がるように努力をするべきです。

 

これが出来れば

インターン生が自分の仕事を持った後も関係が続いていきますし

皆にとってWin-Win-Winとなっていきますので。

 

 

 

 

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