説明が上手くいかないということに
ITに関わる単語の知識量の格差があります。
英単語を殆ど知らなかったら話せない様に、ITの単語を知らないと話についていくことが出来ません。
一つの文章を読むのですら専門用語が当たり前の様に出てきて、
その単語一つ一つを調べているうちに嫌になってしまう人も多いのではないかと思います。
さらにITの世界は進歩が速い。1年経てば全然ちがうものが出てきます。
常に単語帳を更新しなければ行けない世界で、新しい単語を一から説明していると
時間がいくらあっても足りません。
そこで、説明文には専門用語を使うことで、説明を短くしていく必要が出てきました。
さらに、説明するために単語があまりにも長いものが多く、SSD等、省略形も乱立しました。
今、ITの世界は、説明の必要な単語を積み重ねた上に成り立っているのです。
知識がある前提で話が進んでしまう世界になっています。
その為、
一部に詳しいので良ければ、3ヶ月もあれば十分ですが
基本的な専門用語全体を習得するには最低でも3年ほどは必要。
仕事でやっているか好きで毎日触れているかしないと、3年でも厳しいと思います。
また、ITの世界は基本的に視覚的な部分が占める割合が少ない。車の様に視覚的に楽しめる要素が少ないのです。
デザインに口を出しやすく、システムに口出ししにくいのもここにあると思います。
そして難解と感じた人は、できるだけ触れない様に生きようとし、何かあればパソコンに詳しい人に任せる流れができます。
一度できるようになってくるとコレほど面白いものは無いと(エンジニアながら)思うが、その気持ちも理解できます。
一度踏み込んだ人はどんどん行くようになり、そうでない人は第一歩を踏み出せずに行かない。
そう、例えるならパソコンの世界というのは、海外旅行に行くような感覚だと思いますね。