クラウドのデメリットとは。
クラウドの基本はWeb上にデータを残す事です。
Web上に上がったという事はインターネットに繋げることが出来れば「どこからでも」アクセスできます。
どこからでもという事は「誰でも」アクセス出来る可能性があるという事です。
こう言うと「じゃあクラウドを使うのをやめよう」という人がいるのですが
そこまで神経質になるものではありません。
ただし、その可能性があるという事は認識は必要です。
今では当たり前になってきていますが
推測しやすいパスワードにしない。
とか
パスワードはなるべく覚えておき、書くにしても自分以外は見ない所に置いておく。
という対策はあった方がいいですね。
どのレベルが大丈夫なのか?
どうすれば良いのか?
この辺りは自己責任です。
大きなサービスであれば簡単に情報が漏れる事そうそうありませんが
クレジットカードの番号は載せない。
等、バレると困るものは上げないようにしたほうが無難です。
このID・パスワードに関してはサービスを提供する側も
最も重要なポイントとしてみているため、なんのヒントもなしにパスワードを破るのは
相当、困難です。
それこそ、その技術があれば何億単位の価値があります。
なので、個人のデータをわざわざ見に行くメリットがありません。
例えば、料理のレシピを残しているアカウントだったとして
何億もの価値のある技術で覗いたとしても、その人にとっては費用対効果が低いのです。
仮に手に入れたとしても、誰のどんなデータか分からなければ使いようが有りませんし
出来るのはデータを全部消して自己満足。不毛ですよね。
一度でも不正アクセスを成功させれば、その後はひたすら追われる身になります。
もちろんやったことは無いので、想像の部分が大きいですが
想像できる部分だけでも不正アクセスをして、逃げ切るためには(億のレベルの)多大な労力がかかります。
そうであれば確実にメリットのある大きな所を狙います。
よく、「知らない人が不正アクセスをしてきそう」と恐れている人がいますが
こういう個人のアカウントの場合は最も注意が必要なのは自分の身の回りの人です。
誕生日を知っている。好きなモノを知っている。どんな性格かも知っている。
そういう人が一番パスワードを見破りやすく、身近な分、アカウントにログイン出来た時に受ける影響が大きいです。
ですのでWebサービスを利用する場合の注意をすべきはまず身の回りであるという事を頭に置いてください。
クラウドを使用するときのデメリット「どこからでもアクセス出来る」というのは
自分の周りに対して気をつけていれば後は問題ないもの。
と考えれば良いと思います。
何度も言いますが、あくまで自己責任で。
不安な点があればお気軽に