テレビで放送される親子留学の現場と放送のギャップについて

 

こんにちは。青峰です。
 
 
今日はきらびやかな内容では無いのですが
 
 
取材を受けて放送される内容を見て
 
 
思う所があって
少しでも多くの方に伝わればと思い
書かせて頂きます。
 
 
 
 

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Contents

現場で行われたテレビ撮影と実際に放送された内容に出来る大きなギャップ

 

これまで10近い

メディアに取り上げられて来て取材を間近で見てきました。

 

取材では大変丁寧に質問を受けるので

取材される側としても話に熱がこもります。

 

身内である事を差し引いても

毎回、とても良いことを話していると思いました。

 

でも、実際放送される内容を見ると

「ここを取り上げられるの?」

という様なことばかり。

 

そのギャップは非常に大きく

間違いなく誤解を招く事になる

内容になっている事もあります。

 

なぜ、そんな事が起こるのか。

実際の所はどうなのか。

 

という事と

 

情報を受け取る側として持っていて欲しい姿勢

について書きたいと思います。

 

 

ギャップが生まれるテレビ番組が制作される手順

 

現場と放送にギャップが生じるのは

100%制作される手順にあると思います。

 

まずシナリオありきで始まる

 

例えば、あなたが

駅前にあるイタリアンのお店がどんなお店か調べて発表してください

と言われたらどうしますか?

 

そのイタリアンを食べに行って色々調べてから

発表する内容を決めますよね?

 

ところがテレビは違います。

 

駅前にあるイタリアンのカルボナーラが

美味しいと伝えるからその映像を取ってこい

 

というシナリオありきの形で始まります。

 

 

シナリオありきで起きる弊害

 

そのイタリアンがお店の雰囲気にこだわって

 

現地と同じ家具を使っているとか

一番、心を込めて作ったのはピザだ

 

と伝えたくても

 

カルボナーラの映像以外はカットされ

場合によっては、ピザを食べて出た

「美味しかった」

という部分だけ使われる事になります。

 

結果、見た人は

あそこのカルボナーラを食べよう

となります。

 

この様に伝えたい事はテレビ側が決めるので

取材を受ける側はほぼ伝えたい事を伝える事は出来ません。

 

 

この弊害を生んでいる原因は見る側にある

 

じゃあ、テレビ側が悪いと

責めた所で何も変わりません。

 

テレビ側がこういう作り方をしているのには

 

見る側が

「見たままを受け取り判断する」

という考えない傾向に進んでいるからです。

 

全員とは言いません。

ただ、テレビを見て「へぇーそうなんだー」

と鵜呑みにしてしまう人が多数ですから

 

テレビ側は

「見たままで共感する・面白い」

ものを作ろうとします。

 

見たままでというのは言い換えると

頭を使わないで済むという事です。

 

「これ、何が面白いの?」

 

と思わせない構成。

 

つまり

「シナリオありき」の作成をしなければ

面白く無い訳です。

 

そうしてテレビ側はどんどん

シナリオベースで進むわけです。

 

シナリオベースで進むものは

真実ではありませんから

 

そしたら、

物事をしっかり考える人にとっては

見ても意味がないわけです。

 

テレビから離れていきより考えない人だけが

残る形になっていきます。

 

 

スポンサーありきのテレビ局

 

テレビ局はスポンサーが居なければ成り立ちません。

 

そして、スポンサーはテレビを見てもらわなければ

お金を払う意味がありません。

 

ですから、出演者がどう思っていようが

見てもらえる内容で無ければいけないわけです。

 

そうなると、一般人の考えなんかよりも

シナリオに乗っておいた方が良いと考えるでしょう。

 

中には、そんな事が嫌で反発をする人もいるかもしれませんが

多勢に無勢で反発するほど肩身が狭くなってしまうので

最初のやる気も何処かへ行ってしまうでしょうね。

 

 

そうは言っても、編集は目に余る

 

特に今回あった放送では

編集に悪意を感じるくらいひどいものがありました。

 

正直4日かけて行ったものを15分に収めるので

なんとでもなるんですね。

 

更には取材する人と編集・構成する人が違う事が殆どです。

 

取材した訳ではないですから

編集者には情も何もありません。

ただ、シナリオにピッタリな動画を選んではめ込むだけです。

 

この編集力は大きいところほど強いように思います。

 

テレビを見るのは取材を受けた人では無く

テレビの前にいる人ですから

 

編集者からすればテレビの前にいる人が

反応すれば良しなんでしょう。

 

前置きが長くなりましたが

親子留学(特に母子留学)を取材した際に

実際にどんな編集が行われているかというのを

紹介します。

 

 

基本パターンはママと子どもは充実していてパパは寂しくて大変

 

何回も取材を受けましたが

 

最初は

安くて充実した生活

毎日楽しく過ごせます

という内容で掴み

 

間に解説が入って

 

最後は必ず「家族が離れ離れ」を強調して終わります。

 

これを見た人は

 

「お父さん一人で寂しそう。」

「家族は一緒が良いな。」

 

と同情する人や

 

「家族を離れ離れにして何の意味があるんだ」

「子どもの大切な時期に一緒に居ないとはどういうことだ」

 

と怒ったりする人も居ます。

 

こういう人は実際多いと思います。

それを狙ってそういう構成になっているので。

 

 

テレビで放送されている親子留学は事実とどれ位違うか

 

最近の放送を取り上げると

 

ママが海外に出て行きたかったから出て行った事になり

子どもはとても毎日充実した生活を送っている

 

パパは娘さんから「構っている隙がない」とほったらかしにされ

寂しそうに毎日暮らしている

 

という編集になっていました。

 

 

実際はと言えば

 

海外に移住した理由は

教育面というのもありますが

 

子どもたちが

未来に繋がる環境活動を移住する前からやっていて

それを継続するため

 

という、「そこ」で「今」でなければならない理由があったからです。

なんとなく「異文化体験したい」と思って行っている訳では無いのです。

 

想像の何倍も深い事を考えて移住しています。

 

また、娘さんはパパに会った時はベッタリで全く離れないそうです。

パパも毎日子どもたちの未来に繋がるのか一生懸命考えています。

そして、いつの日か一緒に住む事を目標に動いています。

 

 

放送から受けるイメージと大きく違いますよね。

「家族離れ離れにして何を考えているの?」

と言われている人の100倍は考えていると思います。

 

 

母子移住は大きな決断です

 

母子移住って大きな決断です。

なんとなくで出来るほど甘くありません。

 

だから実行出来るだけの熱い想いを皆さん持っています。

 

「どうしてそこまでするのか?」

 

テレビを鵜呑みにせず直接聞いて欲しいです。

 

僕は断言しても良いです。

 

聞いた上で自分自身の母子移住は否定できても

その人自身を否定する事は出来ないはずです。

 

それでも

否定する人は「青く生きていない」ですね。

 

そういう方はすいませんが

ずっとテレビで一喜一憂していてください。

 

 

母子移住のリアル

 

母子移住はその名の通り母と子ですから

 

家族を女性一人で守らなければいけません。

大きな心配や不安もあるわけです。

それと戦いながら大変な毎日を過ごされています。

 

でも、それ以上に海外での教育は

子どもに大きな可能性をもたらすから

決断し実行しています。

 

本当に尊敬できる方ばかりですよ^^

 

そして家族の絆はとても強いです。

 

離れていてもがっちり結ばれている

そしていつか一緒に住む日を目指して頑張っている。

その結束力は言葉で表現できません。

 

そして、何より子どもが一番。

子どもの未来を一生懸命考えた結果の母子移住です。

 

子供の成長は著しいです。

母子移住に対しては様々な意見がある事は

分かっていますので、僕がお伝えしたいことは一つです。

 

今のままの教育で本当に良いのか?

 

という事をもう一度考えてみてください。

 

母子移住が良いか悪いかという話は意味がありません。

 

自分たちの教育を考えた後の選択肢として

母子移住というものがあるハズなので。

 

 

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2 件のコメント

  • テレビはもう「真実を伝えるもの」ではなくなりましたね。
    日本人もかなりのかたが気づいていると思います。

    インターネットやSNSを日常的に使用しているかたなら
    今後をどうするべきかを考え始めているはず。

    決断し実行したかたのあとに続くために
    準備しなければいけませんね。

    • 今井さん

      コメントありがとうございます。
      そうですね。「真実を伝えるもの」ではなくなりましたね。

      ニュースですらももう創られたものになりつつあります。
      インターネットを使うユーザーさんに関しては

      気づいている人も増えましたが
      まだ、インターネットを使っている人は一部でしか無い

      という事を考えると、先は長いなと感じます。

      決断し、実行した方の後に続く為の準備は
      早め早めに進めていく必要がありますね。

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