失った時に初めてその大きさを知るという事

 

こんにちは。青峰隆です。

 

今日のブログは

後に見返す自分の為のものです

何の役にも立たないかもしれません。

 

それでも読みたい方のみ読んで下さい。

 

帰国の振り返り

 

今日、嫁さんが出産の為、帰国した。

 

日本での出産をしたくて

8ヶ月を越えると飛行機に乗れなくなるから。

 

まだわからないけれど

期間は7ヶ月、短いようで長いかもしれない。

その間、僕は一人暮らし。

 

身内には嫁さんより僕のほうが心配されている始末。

 

 

正直、初めての子どもだし

男の僕はその大変さは全く分からない。

 

つわりの時はとてもしんどそう

子どもが大きくなって疲れやすくなったな

 

という事は感じていて

手伝える事はやったけれど

やっぱりどれだけしんどいかは分からない。

 

そのせいでしんどい中

無理してついてこさせた事もある。

 

「体力づくりだから」

 

と言ってフォローをいれてくれていたけれど

 

次の日1日寝込んでしまったのを見た時に

 

「ちょっと無理させてしまったな」

 

と感じ申し訳なかった。

 

それからは

何となくはわかったので

合わせようとしていたけれど

 

マイペースなので気がついたら

自分のペースになってしまう。

 

簡単には治らないと思うけれど

もし、僕がこれを読みなおした時は思い出して欲しい。

 

しんどい気持ちはどうしても分からないから

 

出産については望むようにして欲しいと思って

「好きにしていいよ」

と嫁さんには伝えていた。

 

帰国のタイミングなんかも決めて貰った。

 

僕の為に家事が出来なくなる事をしきりに謝ってくれたけど

しんどいのは嫁さんの方だから特に気にしていなかった。

 

で、今日の帰国を決めたのは嫁さん自身。

僕に負担を掛けたくないと仕事の少ない土日を選んでくれた。

最後まで気を使ってくれた。

 

ちょっと勘違いがあって早朝出発になってしまったけど

気遣いの上だったのでこちらも気にならなかった。

 

流石に長距離フライトはしんどいからビジネスクラスで。

本当はシンガポールからの直通で行かせてあげたかったけれど

状況が許さなかった。

これは僕の問題。改善しておくように。

 

 

2月は帰国前という事で色々とイベントがあった。

次にジョホールバルへ来るときは家族が増えているから

2人の時間を楽しんでおいたほうが良いという事を

人生の先輩が教えてくれた。

 

子どもがいる生活というのは

想像するけどイメージ出来ない。

でも、これはもうすぐ分かる日が来るのだと思う。

 

分からないので言われたとおり

2月は色々な所に行ったし、食べた。

 

出来るだけの事はやった。

なんだかとても大切な時間を過ごしていた気分。

 

けれど、僕がもっと。。。と思うことは沢山ある。

 

だから、次は同じ想いをしないように頑張って欲しい。

 

 

失った時じゃ遅いよ

 

というのが今回、自分に言いたいこと。

出来るだけの事はやったけれど

 

気持ちの面でまだまだな所がある。

 

自分でも気になっていたのが

帰国前になっても実感が湧いてこないまま

当日を迎えたこと。

 

自分でも自分に心があるのかと

疑いたくなった。

 

気づけば出会ってから今日までの5年間

2週間以上会わなかった日はなかった。

 

だから、長い間側からいなくなるという事が

どういうことかというのが分からなかったのだと思う。

親元を離れて初めて親のありがたさを知るような感じ。

 

国際線の搭乗口で別れる間際になって

初めて寂しさがこみ上げてきた。

 

たぶん、今日の

嫁さんがゲートをくぐっていく風景は一生忘れないだろう。

 

ちゃんと心があって良かった。

 

でも、もう少し早くこの気持ちがあれば

もっと何かできたんじゃないかって思う所もある。

 

一人家に帰る時

「帰っても誰もいないんだ」

ということが頭から離れなくなった。

 

家に帰ると誰かいるというのは

とても大きな事なんだと実感。

 

何時ぶりか分からないくらい

久々に家に帰りたくなくなった。

結局、スタバで時間を潰して帰ることにした。

 

いつもと同じ場所、同じ道、同じ家なのに

全く違う風景に感じる。もやっとしたフィルターがかかったよう。

ご飯も味覚が落ちたかというくらい味気ない。

 

一人暮らしだと一人が気楽で良いと言うけれど

たぶん結婚生活を経験したら言えなくなると思う。

気楽な面と引き換えに

人生でとても大切なものもなくしているんじゃないかなと。

 

結婚して離れてみて

家族の素晴らしさを再認識した。

家族は世界が全部敵に回ってもその中だけは常に味方という事。

 

何か思いついたら家で話をする

「それ、やったらいいよ。出来ると思う。」

と必ず返ってくる。大したことじゃないかもしれないけれど

これはとても大きな事。

 

相手を尊重した上で話しをする事。

 

離婚なんて全く考えたこと無いけれど

離婚する夫婦ってこういうことが

出来ていないんじゃないかなと思った。

 

家には家事の出来ない僕の為に

ノートに色々書いておいてある。

 

見返すと当たり前の事なんだけど

毎日こういうことを気にして生活していたんだという事が分かる。

少なくても僕は出来ていない事ばかり。

 

言っても毎回きちんとは出来ない

僕の性格もちゃんと抑えてある(笑)

 

すでにいつもなら。。。

という事が沢山出てきている。

 

執筆作業をしながら「喉乾いた」と言っても

自分で取りに行かないといけないし

ゴミ袋も何処にあるか分からなかった。

 

その度に有り難みを感じる。

 

帰国前に良いセーターをプレゼントしたけれど

それがちょっと救いになった。足りないけれど(笑)

 

離れてから12時間しか建っていないけれど

すでに随分と前の様に感じる。

 

こう書くと心配されるけれど

不安とかは全くない。

 

家事が全く出来ないけれど

やったら出来るようになるし

やるべき事はやる性格なので。

 

まだ始まって1日も経ってないけれど

家族は一緒が良い

と痛感した。

 

僕の尊敬する夫婦はこれをもう2年近くも続けている。

正直、僕には無理だ。もたない。

改めて凄いなと感じた。

 

この思いは表現出来ないけれど

ここまで書いた文章を読み返せば

その状況が思い出せるだろう。

 

失うと書いたけれど7ヶ月離れるだけ。

そのうちの真ん中1ヶ月は会えるから

失うよりも遥かに軽い。

 

そういう意味ではこのタイミングで

この気持を味わえて良かった。

 

今回は自分の成長に必要だと思うし悔いは無い。

ただ、2度と味わいたくない。

 

いつもと同じ様に音楽を鳴らして同じ様に作業していても

なんか部屋が広いし静か。なんとも言えない。

 

だから、この気持ちをもって頑張れ。

当たり前の事だからこそもっと一生懸命見て、感じる事。

 

当たり前の様にあるもの程、失った時に後悔が大きくなる。

大きさを知る。

 

幸いにも今回、その気持を味わった。

だから、思い出せば当たり前になっていても戻して来れる。

 

それでも忘れてしまいそうなら

これを思い出して欲しい。

 

「今の僕や僕の生活は嫁さんあってのもの。感謝してしすぎる事はない。」

 

という事を。

人間、一人では行きられない位、弱いものだから。

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