英語が聞き取れる様になってきたというが
急に出来るようになったのか?
と言えば、答えはNoです。
最初は
殆ど聞き取れませんでした
ですが、聞き取れなくても
「Yah」
と相槌を打つようにしたのです。
そして、相手が笑ったら
「意味が分からなくても笑う」
昔、日本で読んでいた本が
役にたつとは思いませんでしたが
「話し手は相手が楽しそうに聞いていると話したくなる」
というのがありますので
「相手が笑ったら笑う」というのは
意外と効果があります。
そうすると話が続きます。
そこから「単語を拾っていく」という事をやっていきました。
最初は聞き取れなくても、
文が続くと意味が分かってきたり
ジェスチャーが後で入ると分かったりします。
20単語のうち
1の単語が拾えると意外と分かるものです。
本当に分からなくなった時は
「Sorry?」
と言って、相手にリピートをしてもらい
その中で分からない単語が出てきたら
その単語を「◯◯?」と語尾を上げてリピートします。
そうすると、
会話の途中で別の言い方をしてくれたりもします。
「こんな単語も分からないのか」
というより
「この単語が分からないなら別の言い方にしよう」
といった人の方が多いのです。
これは事実からの推測でしかありませんが
こちらのマレーシアは多国籍国家で
「英語」「マレー語」「中国語」
を使われますが、どれか出来ない人もいます。
日本人で「日本語」が出来ない
というのは考えられないですが
マレー人で英語が出来ないのは当然と考えている様です。
「言葉での意思疎通が十分できない」
のはコチラでは日常。
マレー人の穏やかな性格もあると思いますが
僕が英語を上手く聞き取れなかったとしても
「英語が微妙」というのはコチラの人は大きな問題では
無いという印象を受けます。
それが分かってきたので、
話すことに対しては億劫で無くなって来ました。
もちろん、十分な会話ができるかと言えば微妙な部分ですが
少なくても、
「話しかけられてもその場の会話が成り立った様に終わる。」
くらいにはなりました。
「成り立った様に」というのは
「完全には僕が理解していない」という事です。
でも、この「成り立った様に終わる」というのは重要で
「あの人は英語で話しても大丈夫」
と思ってもらう事が出来るわけです。
繰り返し聞いていると
聞き取れる英語の数や単語が増えていくので
「何度も話しかけてもらえる」
というのは、それだけで練習になります。
始めは「成り立っていた様にしていた会話」
が「成り立つ」様になっていきます。
「聞き上手になる」
というのが最初のステップかなと思います。
この具体的な会話の進め方をもう少し書いてみようと思います。
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