記憶に残る子どもを育てたい ⑦ 本当に良い物を見せる


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僕自身が親に感謝している事の一つに

 

良い物を見せてもらった(経験させてもらった)

 

というのがあります。

 

 

例えば

 

鯛の刺身だったのですが

 

 

海で釣れた天然の大きな鯛

 

 

を味の善し悪しが分からない

 

小学生の時に

 

食べさせてもらいました。

 

 

その時、食べて美味しくて、

 

そこから刺身が食べれる様になりました。

 

そして

 

「これが天然の鯛だよ」

 

と教えてもらったのです。

 

 

その時は単なる経験だったのですが

 

大人になるにつれて、

 

刺身を食べる機会が増えたのですが

 

 

これは鮮度のいい魚かどうか。

 

これは美味しい刺身か。

 

 

という事が

 

何となく分かるようになっていました。

 

 

最初の天然の鯛がキッカケで

 

色々と分かるようになったのです。

 

 

もちろん、1回食べただけでは

 

分かる様になるとは思いませんが

 

 

美味しいものを1回食べて覚えた事で

 

美味しい魚の基準が

 

小学校の経験から創られていったからだと思います。

 

 

 

見せるものによって

 

意識の上限が決まりますが

 

 

なるべく良いものを見たり

感じたりする事で

 

 

常識の生活レベルが上がります。

 

 

大人になった時、

新入社員で一人暮らしを始めたりすると

それが常識でないことが分かるのですが

 

 

自分がしていた

レベルの生活は目指そうと思えます。

 

 

親が見せた生活や経験というのが

子どもの基準になるので

 

 

子どもには

出来る限り良いものを

見せてあげたいですね。

 

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