【青色海外ビジネス旅】シェムリアップは違うカンボジアのプノンペン 富裕層が大移動するドーナツ化現象と上がる地価

 

シンガポールの青好き 青峰です。

 

2012年にマレーシアのジョホールバルへ移住してから

2015年までインターネット上のみでビジネスを

 

そこから1年程、オフラインでのネットワークへと移行した結果

オンライン上では空白の1年の様になっていました。

 

その間に未来世紀ジパングの

撮影協力などもしていたのですが

ジパングで当人が映ることには無いまま(笑)

 

そんな期間中に訪れた国についてまとめていなかったので

一気にまとめてお伝えすることにしています。

 

今回はカンボジアのプノンペン。

 

世界遺産を見たいという事で

2012年の新婚旅行で

カンボジアのシェムリアップには行きましたが

プノンペン自体は初めて。

 

カンボジアのイメージは

シェムリアップの自然に溢れるイメージだったので

プノンペンは良い意味で裏切られました。

 

 

 

Contents

まずは2012年のシェムリアップの体験から

 

カンボジアのイメージとして僕が持っていたのは

世界遺産アンコールワットのあるシェムリアップのイメージでした。

 

おそらく、カンボジアに行ったことの無い方にとっては

このイメージが強いのではないでしょうか?

 

24500997770 feba89fc4b o

 

アンコールワット。

手前にあるのはほぼ全部4つ葉のクローバーという幸せ仕様。

 

24500930320 991c83a148 o

 

 

24169611873 6d2e3dc7e8 o

 

天空の城ラピュタのモデルになっている

タ・プローム。

 

木の上に種が落ちてその種が木に沿う形で根を伸ばした結果

こんな感じになっているとの事でした。

木の生命力の強さを感じました。

 

24168485114 853bf749b7 o

 

スカイツリーよりも高い高さの崖の上にある

天空の遺跡 プレアビヒアからの絶景。

 

この時のカメラの性能が低かったことが悔やまれますが

間違いなく絶景でした。

 

24702920021 632a41c23c o

 

遺跡だらけでしたし

 

24770366256 374d7057d3 o

 

泊まったホテルもリゾートな感じで

周りには殆ど何もありませんでした。

 

この時にカンボジアをガイドしてくれた方は

愛知県で行われた万博 

愛・地球博のカンボジア大使として選ばれ来日したくらい

日本語ペラペラで

 

僕の価値観を大きく変える話を沢山してくれました。

カンボジアのビジネスに入る前にその内容をシェアしたいと思います。

 

ポルポトの大虐殺で優秀な人が居なくなっている

 

24527911350 b971faa97e o

 

カンボジアの歴史を語る上で

このポルポトの話は避けて通れないでしょう。

 

ポルポト政権を脅かす可能性がある

優秀な人

ポルポトに歯向かう人

を亡き者にして独裁を敷こうとした時代があり

 

本当に沢山の方がなくなりました。

 

当時、国連が

「そんな事を人として行うはずがない」

という事でカンボジアからの話を聞き入れなかったと

言われるほどです。(それもあって今は国連が支援をしています)

 

この事もあり、平均寿命は下がり

若い人は確かに多いのですが

 

下地を支えられる人が少ないというのが

このカンボジアの現状です。

 

 

電話は固定電話よりも携帯電話が先

 

カンボジアに電話が入ってきたのは

日本で携帯電話が普及した後。

 

電話線を引くよりも

電波を飛ばせる基地を作ったほうが早いので

 

カンボジアに最初に来た電話は携帯電話だったとの事です。

 

 

万博で親善大使で呼ばれて。。。

 

「日本は本当に厳しいよ」

 

と彼は言い、

 

万博でカンボジア代表として

日本に呼ばれた時の話をしてくれました。

 

彼がカンボジアから日本に入る時

3ヶ月以上も前から手続きが始まりました。

 

彼の身元の証明や経歴を提出し

日本側での身元引受人を設定した上で審査が行われ

やっとの事で審査が通った後に

 

日本に飛行機で来たものの

日本の税関では別室行きになって

そこで3時間の拘束をされて全身取り調べと質問。

 

この時に「日本が厳しい」という事への安心感よりも

 

自分がパスポートを持っているだけで

外国に簡単に行き来できている事がいかに恵まれているか

 

を感じました。

 

彼はまた日本に行きたいと言っていますが

どこかもう叶わない様に感じている雰囲気もありました。

理由は次の事です。

 

年齢はもう30歳

 

当時、僕は27歳、彼は30歳でした。

 

ポルポトの件があったとはいえ

当時カンボジアの平均寿命として言われていたのは

30歳前後でした(データ不足です)

 

僕の中では

「30歳になったときにはどんな事をやろうか」

なのですが

 

彼は

「もういつまで生きられるか分からない」

と言っていました。

 

つまり、彼の中では

「人生が終わりに近づいている」

という感覚だったのです。

 

この時に「寿命」を凄く意識したのですが

これもまた、僕の中では大きなカルチャーショックでしたね。

 

 

前置きが長かったのですが

これが僕がカンボジアに対してベースにあった考え方でした。

 

この認識だったので

プノンペンのイメージもかなり自然の豊富な場所というイメージだったのですが

こちらは首都でもあるため、シェムリアップとは随分違っていましたね。

 

そこでここからが本題になります。

 

 

昔の街だった中心部はインフラの問題で大渋滞

 

24704818072 b9e14b4884 o

 

プノンペンの中心地は

国際空港のあるエリアも含まれており

そこには沢山の人が住んでいます。

 

急激に発展をして車を持つ人が増えたのもあり

中心地は完全に車の過剰社会との事で

毎日の様に大渋滞になるようです。

 

軽い渋滞を経験しましたが

それでも日本だったら大渋滞レベル。

街のインフラの大切さを感じられる部分でした。

 

そんな訳で中心部は非常に住みにくい状態にあり

また、地価が高く、小さな家が多い状態になっていて

 

逆に中心部の外側は畑に囲まれているという状態。

畑であり、土地の価値もそこまで高く無い所に目をつけた人たちが

 

畑を安値で買い取り

そこにビルや家を建てる様になっています。

 

中心部は狭い上に住みにくいのですが

価値は高いため

 

自分の持っている中心部の土地を売り払って外側に移動。

狭い家から広い家へと移動する人が続出しているとの事。

 

それでもそこまで高く無い為に

富裕層の方は一気に外側へと移住を進めているようです。

 

 

毎日の様に伸びる舗装道路と地価

 

 

24704868232 0a180fac13 o

 

畑の方に向けてどんどん舗装されていく道路。

毎日伸びているとの事でした。

 

元々、畑のあぜ道も舗装して道路にしていっています。

舗装している所が終わるととたんにオフロードになりますが(笑)

 

 

24729258101 f0012aa61e o

 

まだ、畑を買っただけの土地も多いので

こういう状態の場所が沢山ありました。

 

ただ、この土地の状態であっても

舗装された道路が来た時には土地の価値が5倍になるとの事でした。

 

 

24455213949 bf01e043ae o

 

どんどん舗装されていく道路。

 

24527335880 23b2ac72c8 o

 

一本道を外れたらこういう場所もありました。

 

 

この時点で質問がありそうなので先にお答えすると

当時は原則としてカンボジアの土地はカンボジア人しか買えませんでした。

 

海外の人も買う方法はもちろんあるのですが

その為には、現地のパートナーが必須になります。

 

タイの時も書きましたが

海外ビジネスのキモは「現地のパートナー」

これをしっかり出来ない場合、成功は無いですね。

 

 

大きな湖を埋め立ててまで作られる高級住宅地

 

畑を住宅に変えていく

この勢いは非常に強くて

 

地図にハッキリと出るくらいの大きさがある

湖を埋め立ててまで開発が進められていました。

 

 

24729301631 f82cdc261f o

 

こちらの写真はすでに動いている富裕層エリアの建物です。

どれも非常に大きい。

 

カンボジアの中心地では土地が狭く大きな家を建てられないので

その反動か非常に大きな家が好まれて建てられていましたね。

 

 

鍵をにぎるAEON

 

このカンボジアの土地は

「いつ」値段が上がるのかという部分がありますが

長期的に見れば値段の上昇は考えられると思います。

畑の状態ですので価値も殆ど無かった状態だったので。

 

その中でも一際、左右するのが

 

「AEONがどこに出来るのか?」

 

という事でした。

 

プノンペンには予定地が2つほどあり

(もう確定しているかもしれませんが)

 

そのどちらに出来るか発表があったら

この時の地価の上昇はどうなるか分からないくらいの幅になる

 

という事でした。

 

一つのショッピングモールが

その周りに非常に大きな影響を与えている状況を見て

プノンペン自体は本当にこれからの街なんだなと感じましたね。

 

24196046363 74d916a2dc o

 

予定地の候補として言われていた場所。

周りには何もありませんでした。

 

 

ビジネス視点でみたカンボジア プノンペン

 

ビジネスを始めやすい

 

カンボジアとしての魅力はこの伸びしろはもちろんなのですが

 

ポルポト政権の影響で中間層が居ないため

外から立て直す人材が来ないと

どうしようもない状態になっていいた事もあり

 

ほぼ、すべてのビジネスにおいてライセンスが通りやすく

ビジネスを始めるハードルが低い。

 

という状態です。

 

日本でもライセンスが厳しいものはありますが

日本人であれば取れないライセンスは日本国内ではありません。

 

ところが、海外では自国民を守るために

外国人では取れないライセンスがあるのは普通なのですが

 

カンボジアはそのルールが非常に緩かったです。

変化が非常に早いので

今の状態はまた確認が必要ですが

 

普通、外国人が入れないような金融系も携わる事が出来ていました。

 

例えば

日本人がカンボジアに銀行を創る

みたいな事が可能なんですね。

 

こういう根幹をなすような事業は通常

その国の人間しか入れませんので

いかに今、カンボジアに人材が不足しているのかが伺えます。

 

ほぼ、あらゆるビジネスをこの国で立ち上げる事が出来るので

「海外でビジネスを始める」

という一点においては非常に容易であり

その為にかなりの方がカンボジアで起業しています。

 

カンボジアの復興支援という事で

カンボジアで作ったものの輸出については

関税の優遇が全世界に対して適用されており

その点もビジネスをし易い点ではありますね。

 

24823580735 2b1dd9d027 o

 

 

24823589545 a7d18cb940 o

 

雰囲気の良いお店も沢山あり

海外からの受け入れも柔軟なので

新鮮な魚介類の海鮮丼なんかも普通に食べられる場所があります。

 

思った以上に食事の面では整っていて

 

24527428040 aab092962d o

 

24527434600 ecacae037e o

 

マレーシアでは中々食べられないレベルの焼肉屋さんもあります。

 

 

通貨がドルでいけて初期投資が安い

 

カンボジアの魅力としては

基軸通貨のUSDで回っていくという事。

 

カンボジアのお金もあるのですが

普通に米ドルが使えます。

預金もUSDでいけます。

 

ビジネスの収入もUSDになるので

外貨として持つ上での安定が違います。

 

為替の変動はあっても

通貨が無くなる事が最も考えにくく

 

USDを稼げるアジアの国という事での

魅力は大きいですね。

 

物価も安いので

初期投資が非常に小さいのも魅力です。

 

 

非常に多い不動産

 

伸びる街で活性化するのは不動産ですね。

僕が知っているだけでもかなりの数の業者さんがあります。

 

その中で不動産についてなら

ここに聞いてみたらというのはありますので

必要があれば繋ぐことは出来ますが

 

ここは自分の目で見に行く前提が良いと思いますね。

 

 

中間層の不足故にターゲット層が少ない

 

ビジネスを始めやすい反面

お金を使える層が非常に限られているので

 

飲食店等は

お客さんの取り合いになる可能性が高いです。

 

カンボジアの人は

とにかく「純粋」といった感覚が強かったので

人としては、とても清々しく感じますが

 

ビジネスに大切な

人がまだまだこれからではあるので

教育が必要になったりする場面も多そうです。

 

 

海外から人は集まってきている

 

今回の視察をしてみて

カンボジアに関しては更地

 

何でも出来るけど、何もない。

 

という印象が強かったです。

24796438756 50d127202f o

 

一から立ち上げるような自力があり

大きな展望がある場合非常に面白い場所でありますが

 

小さな所を狙いに行くとジリ貧になりそうな予感がします。

 

ただ、この自由で安価である事が非常にチャレンジしやすいので

現地の人を上手くマネジメント出来る形で展開をしていけるのは

一つの面白さではないかなと思います。

 

 

 

 

華僑メールマガジンバナー

※期間限定募集



ジャパンストリートを創っていく中で華僑と関わり

なぜ華僑が海外でのビジネスを成功させられるのか
というポイントを学んできました。


なぜチャイナタウンがあってジャパンタウンが無いのか?
これから日本人はどう海外で展開していくべきなのか?
求められる海外で働く人材とは?


という事に加えて

海外で僕がリアルタイムに受けているビジネスの情報なども
配信していきます。

目的は海外で一緒に仕事をする仲間を集める事の為

合わなければすぐに解除してください。

すべてのメールに解除リンクをつけて
いつでも解除が出来るようにしてあります。

素敵なご縁があることを楽しみにしております。

Ryu Aomine
友人申請もお待ちしております。
(メッセージを添えていただければ承認します。)

コメントを残す