プロジェクトマネジメントとは

プロジェクトマネジメントとは

プロジェクトを成功に導く為の活動で、

システム開発の分野では特に

このプロジェクトマネジメントの良し悪しが結果を決めます。

プロジェクトと言っても中々ピンとこないと思いますが

ある一つの目標を達成する為に
一定の期間、ある程度決まったメンバーで行うもの

という感じです。

例えば、文化祭や体育祭はプロジェクトと言ってもいいでしょう。

文化祭を例に上げれば、生徒会で各クラスに対して出し物を要求し

その出し物を組み合わせることで一つの文化祭を作り上げます。

さらに細かくして、一つのクラス単位でも小さなプロジェクトが生まれます。

例えば、出し物を「お化け屋敷」とした時、クラスで役割を分担して

一つの「お化け屋敷プロジェクト」を成功させるために動くのです。

プロジェクトには特徴がありますが、Wikipediaが上手く纏まっていたので

転載して「お化け屋敷プロジェクト」に当てはめてみます。

プロジェクトの特徴

■明確に定義された目標

お化け屋敷をやる

■必ず開始時点と終了時点がある

文化祭の発表があってから、文化祭当日まで

■永続的でない一時的な組織が担当する

クラスのメンバー

■1人のリーダ(プロジェクトマネージャ)と複数のメンバーから構成される

クラスの文化委員

■目的達成のための予算が与えられる

出し物に使えるお金

■いくつかの工程から成り立つ

お化け担当の割り振り

モノを買ってくる

飾り付けを作る

■ライフサイクルの各段階で必要資源が変化する

特定の作業では担任の先生が必要だったり

他の作業には必要でなかったり

■予期できない事態が発生することがある

担当の人が病気で休んでいしまい、このままでは作業が進まない。

■後工程ほど変更・修正の困難度が増す

計画段階と文化祭1週間前、クラスの人数が半分になった時

1週間前の方が修正が難しい。

といった様な特徴を持っています。

そしてプロジェクトを成功に導く為の活動が

プロジェクトマネジメントなのですが、

成功とは何かを考えると

■期限内に

文化祭が始まる時までに

■予算金額内で

与えられた予算でものをやりくりして

■期待レベルの技術成果の元

部屋は暗くて、どこからお化けが出るかわからない

ドキドキする雰囲気の会場ができあがっている

■割り当て資源を有効活用して

何もしていない人がいない状態で

■顧客が満足する状態で完了する

お化け屋敷を体験したお客さんが満足した。

となれば成功です。

文化祭のイメージだと

割り当て資源を有効活用して・・・の部分がピンと来にくいので、補足すると

仕事の場合、仕事をしない人がいると、

そこにかかる人件費もコストなので

無駄がある事になります。

もちろんきっちり使い切ると言うのは神業ですが、

できる限り無駄を省く必要があるということです。

色々な要素が絡みあうので

言うは易く行うは難し

なのがこのプロジェクトマネジメントなのです。

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